日本には古くから小豆粥を少正月(1月15日)に食べるという風習があります。
古来、中国では豆の粥を作るときにかき回す粥杖(かゆずえ)を祝い棒として使われていました。
祝い棒は豊穣の力を持ち、これで叩くと子供が生まれる・果樹がよく実るといわれ、子豆の赤色には疫病神を祓うという言い伝えがあったのです。
小豆粥を食べることで一年の邪気を祓い万病を除き、一年を健康で無事に過ごすことができますようにという願いがこめられています。
そんな小豆粥を自宅でも簡単に作れるレシピをご紹介したいと思います。
炊飯器で作る小豆粥の作り方
用意する材料(2人分)
- お米 0.5合
- 小豆 1/2カップ
- 塩 少々
手順1:下準備する
小豆を水で洗う。
お鍋に小豆の4倍の水を入れ沸騰したら、小豆を加え15分~煮る。
茹で上がったらあずきとゆで汁に分ける。
お米は研いで水を切っておく。
手順2:炊飯器に入れる
炊飯器にお米と小豆、茹で汁を入れお粥の分量まで水を入れ足す。
塩を少々入れる。
手順3:炊飯する
おかゆコースにしたらスイッチを入れ炊飯スタート!
手順4:仕上げる
炊き上がったら茹で小豆を加え5分~10分蒸らし、かき混ぜて完成♪
美味しく作るポイント
冷めてから炊飯器に入れる
茹で汁を入れたときに、お粥の分量まであれば水を入れる必要はありません。
小豆は直ぐに空気に触れる事によって色が良く出るので、冷めてから炊飯器に入れて下さいね。