ヨガのポーズの中で最も多く行われる前屈ポーズですが、体の柔らかさの話題になった時に一度はとったことのあるポーズではないでしょうか。
ヨガの用語では(ウッターナ・アーサナ)と言いUtは入念・強さを意味し、tanaは伸ばす、アーサナは姿勢・体位を意味します。
したがって、背骨と太ももの裏を入念に伸ばされるという動作になります。
継続してみると効果の高い精神統一効果とストレッチによる体の変化を感じますよ。
今回は「立位前屈のポーズ」のやり方をご紹介したいと思います。
効果・効能
心臓の拍動を落ち着かせる。膝裏の筋肉のストレッチ。肝臓、脾臓、腎臓の調子を整える。気力の充実。背骨の伸び。
立位前屈のポーズのやり方
ステップ1
タダーサナ(山のポーズ)のポーズで立つ。呼吸を深くして心身統一する。
ステップ2
両足の幅は腰くらいに開き、ゆっくりと息を吐きながら骨盤から上体を前屈して手の平を床につける。
ステップ3
両手は両足の前か脇に置き両足の裏を床に強く押しつけて、腰骨を天井に向けて持ち上げる。
この姿勢で深呼吸を30秒ほど繰り返す。
ステップ4
息を吸いながら手を床から離し、骨盤から上体をゆっくりと起こす。
ステップ5
タダーサナに戻ったら深呼吸する。
立位前屈のポーズのコツやポイント
呼吸を整えながらやることを意識してください。
立位前屈のポーズの目的は背骨と脚をまっすぐにしたままで折ることですので、膝と背中が曲がらないように気を付けてくださいね。