ヨガのポーズの中で、バランスをとるポーズが苦手という人は多いのではないでしょうか。
この立木ポーズは片足で立つポーズの中でも最も有名なものの一つですが、簡単なようで最初は姿勢を安定させるこがなかなか容易ではなくふらふらと身体が揺れてしまう人が多いようです。
サンスクリット語で「ブルックシャ・アーサナ」といいます。
美容や健康にはもちろんですが精神の統一、強化、更には内臓強化、血行促進、むくみ改善と他にも様々な効果が期待できます。
特に女性は月経周期もありどうしても血流が滞りがちになってしまいますので、活用をしていただきたいものです。
効果・効能
むくみ改善、集中力アップ、冷え性、内臓強化、太もも、ふくらはぎのシェイプアップ。
立木ポーズのやり方
1.まっすぐに立つ。
両足の太ももに力を入れてまっすぐに立ちます。
2.右足を曲げる。
左足に体重をかけながら右足を曲げて、右足の裏を左足の太ももに当てましょう。
3.骨盤を開く。
骨盤を開くような感覚で、胸の前で両手の手のひらを合わせて合掌します。
4.呼吸を整える。
息をゆっくりと吐きながら両手を天井に挙げて手のひらを合わせ、静かに胸の位置まで下ろし呼吸を整えます。
5.姿勢をキープ
目線をまっすぐ前方に向けて深呼吸を繰り返しながら、全身のバランスを保ち30秒間キープします。
6.反対側を行う。3>
反対側も同じ要領で行いましょう。
立木のポーズのコツやポイント
バランスをとるコツは姿勢を正してから胸を開き上に伸びるイメージで、上体が揺れだしたら自分の中心軸を探す意識をしてください。
靴下は脱いで、マットもあまり柔らかいのは避けた方がよいでしょう。
慣れてくると体の揺れを感じて身を任せていくうちに、バランスがとれるようになりますので無理をせずに自分のペースに合わせてやってみてください。