雑穀米に含まれる雑穀には非常に多くの種類があります。
それに伴って含まれる栄養素や風味も異なってくるので、自分に合った雑穀を選ぶようにしましょう。
本記事では、雑穀の中でもポピュラーな種類をいくつかご紹介します。
雑穀米の種類
大麦
大麦には白米の約17倍の食物繊維が含まれます。その多くは水溶性食物繊維(β-グルカン)で、糖の吸収や食後に血圧が急上昇するのを抑えてくれます。ダイエットをしている人や、体重が気になる人にもおすすめです。
鉄分や亜鉛なども含まれており、貧血気味や疲れやすい方も取り入れたいものです。
大麦は加工法などによって押し麦やもち麦に分類されます。主に食感が異なるので、食べ比べてみるのも面白いでしょう。
アワ
アワにはミネラル類、ビタミンB1が多く含まれています。
ほんのり甘く、白米と混ぜて食べると非常においしいです。アワには「うるちアワ」と「もちアワ」があり、うるちアワの方が食物繊維やカルシウム、鉄分が数倍多く含まれています。
骨を強くしたい方や便秘を解消したい方におすすめできます。
古代米
古代米には抗酸化作用があります。
その中でも黒米は強い抗酸化作用を持ち、アンチエイジングや視力増強に一役買ってくれます。
他にも緑米や赤米があり、血圧を下げてくれたり血を綺麗にしてくれる効果があるそうです。
玄米
玄米は「完全栄養食」と言われています。人間が健康を保つために必要とされる栄養素のほとんどが含まれているためです。
欠点としては、食感がぷちぷちとして硬い印象で、好き嫌いが分かれることです。2度炊きをしたり、あえて食感を生かした調理をすることで対処することをお勧めします。
間違いなく健康維持の強い味方となってくれるので、もはや玄米を毎日食べるのが当たり前となるような食習慣をつけることをおすすめします。