お菓子作りの中でもスコーンはわりと難しい部類に入ると思います。
実際、私も何回も失敗していますし.ね (^_^;)
スコーンはイギリス・スコットランドの「スコーン城」の歴代国王の戴冠式に使用された椅子の土台の石の形を模して焼き上げられるようになりました。
ナイフを使わず、また、縦に割らずに手で横半分に割って食べることがマナーとされているスイーツなのです。
うまく焼けていなかったり、亀裂が入っていないと、手で横に割ることができないためボロボロと崩れてしまったりと美味しくいただけません。
でも、大丈夫!何回か作ってみてコツを掴んでみましょうね!
今回はカッテージチーズのスコーンの簡単な作り方をご紹介します。
カッテージチーズのスコーンの作り方
材料(丸型8個~9個分)
- カッテージチーズ(裏ごししていないタイプ) 60g
- 薄力粉 200g
- ベーキングパウダー 小さじ3
- 砂糖(上白糖) 30g
- バラー(無塩) 50g
- 牛乳 70㏄
- 卵 1個
- ブルーベリージャム 適宜
手順1:下準備
材料を分量ごと準備する。
バターを1㎝角にカットしておく。
粉類をふるう。
手順2:混ぜる
ボウルに、ベーキングパウダーと薄力粉をふるい入れてよく混ぜる。
ボウルに1cm角に切ったバターを加えて指先で練りつぶす。
手順3:カッテージチーズを加える
溶き卵にして、卵を少しずつ加え入れながら混ぜ、牛乳、カッテージチーズ、砂糖を入れて混ぜる。
手順4:生地をまとめる
混ぜこんでいき、ひとまとまりになるまで混ぜる。
ひとかたまりになったら、台に打ち粉をして押しつぶして約5㎝の厚さに伸ばす。
3つに折りこむ。
手順5:生地を寝かせる
折り込んだ生地をラップに包み冷蔵庫に10分間入れ寝かせる
その間オーブンを200℃に予熱する。
手順6:型を抜く
丸型の型を用意して、型に打ち粉を振り、型を抜く。
生地の表面に牛乳を塗る。
手順7:焼く
200℃に予熱しておいたオーブンで10分位焼き、180℃に落として8分~10分間で焼き上げる。
手順8:盛り付け
焼きあがったら皿に盛り、ブルーベリージャムをスコーンの中に挟んだら出来上がり♪
朝食にいかがでしょうか。
美味しく作るポイント
空気が入りすぎに注意
スコーンを作る場合は生地を作るときに、泡立てる必要はありません。
泡だて器で混ぜると空気が入りすぎてしまい、ぽろぽろと崩れやすくなりますのでNG。
生地作りには木ベラ、または、フードプロセッサーを使用するといいですよ。
また、生地をこねすぎると焼き上がりが硬くなりますのでご注意を!
特に型抜きスコーンを作るときは、何度もこねるとグルテンが形成されて生地が硬くなってしまいます。