誕生花と花言葉をシリーズでお伝えしています。
今回は2月28日の、「誕生花と花言葉」についてご紹介いたします。
ちなみにこの日は、エッセイストの元祖とされるフランスの哲学者ミシェル・ド・モンテーニュの誕生日(1533年)を祝して、エッセイストグループが記念日に制定した「エッセイ記念日」でもあります。
2月28日の誕生花と花言葉にどんな意味や由来があるのか解説してみたいと思います。
2月28日の誕生花
誕生花は「ゲッケイジュ」「ミスミソウ」「ヘリクリサム」の3種類です。
ゲッケイジュ
花言葉
「栄光」「勝利」「栄誉」
花名・花言葉の由来
この月桂樹の名前の由来は月の様子からイメージされています。
日本では月はウサギの餅つきがイメージされ、中国では桂(木犀)の木を切る男というイメージでした。
その事でフランスから持ち込まれ桂に似ていた事と中国の言い伝えが合わさり、月桂樹という名前が付けられたのです。
英語名laurusはケルト語のlaur(緑)が花のイメージに合いこの名前が付きました。
ギリシア神話のアポロンとダフネの物語から、アポロンの聖樹として神聖視されたゲッケイジュ。
古代ギリシアではその葉で「月桂冠」をつくり、勝利と栄光のシンボルとして勝者や優秀な者たちの頭にかぶせました。
花言葉の「栄光」「勝利」「栄誉」もこれに由来します。
「私は死ぬまで変わりません」の花言葉は、愛の証として月桂冠を永遠に身に着けたアポロンの話にちなむともいわれます。
ミスミソウ
花言葉
「自信」「はにかみ屋」
花名・花言葉の由来
和名「雪割草」は花の咲く様子に因んでいます。
雪の間をぬうように咲く様がまるで雪を割るように見える事からイメージされた名前です。
和名「三角草」は葉の形が三角形である事からイメージされました。
英語名「Hepatica」は肝臓の形に葉が似ている事からイメージされた名前です。
花言葉の「自信」は、寒さに負けず、厳しい冬を乗り切って咲くことに由来するといわれます。
「はにかみ屋」の花言葉は、雪の下から恥ずかしげに顔をのぞかせることにちなみます。
ヘリクリサム
花言葉
「永遠の思い出」「いつまでも続く喜び」
花名・花言葉の由来
花の名は、ギリシャ語のHelios(太陽)とchrysos(黄金)の意味で、輝くような太陽の金色の花の姿から名づけられました。
和名の「麦藁菊(ムギワラギク)」は、水分が少なくパリパリと硬く乾いた花びらが乾燥した麦藁のようであることに由来するといわれます。
英語でも「Strawflower(麦藁の花)」や「Everlasting daisy(永遠のデイジー)」、「Golden everlasting」などと呼ばれています。
花言葉の「永遠の思い出」や「いつまでも続く喜び」は、乾燥させても変形せず、色や光沢もそのまま残ることに由来するといわれます。
まとめ
いかがでしたか。
「誕生花・花言葉」についてご紹介してきましたが、誕生花は「ゲッケイジュ」「ミスミソウ」「ヘリクリサム」でした。
それぞれの意味や、由来を理解した上でお友達、ご家族のお誕生日に誕生花を贈ってみてはいかがでしょうか。