「今日は何の日」と題してシリーズでお伝えしています。
今回は2月11日の、「誕生花と花言葉」についてご紹介いたします。
ちなみのこの日は、学問や芸術など文化の発展に優れた業績をあげた各界の人に文化勲章が贈られることが制定されたことを記念して定められた「文化勲章制定記念日」でもある。
2月11日の誕生花と花言葉にどんな意味や由来があるのか解説してみたいと思います。
2月11日の誕生花
誕生花は「フリージア」「ガーベラ」「オオイヌノフグリ」「カルミア」の4種類です。
フリージア
花言葉
「あどけなさ」「純潔」「親愛の情」
花名・花言葉の由来
フリージアという花名の由来は、ドイツ人医師の「フレーゼ」という人物に由来します。デンマークの植物学者であるエクロン氏が、南アフリカでフリージアを発見し、エクロンは、当時友だったフレーゼを表敬し、フレーゼの名からこの花をフリージアと名付けたというエピソードが由来です。
花言葉の「あどけなさ」「純潔」「無邪気」は、フリージアの明るくほのぼのとする花姿やさわやかさ・甘酸っぱさのある香りといった純真無垢なイメージに由来します。
ガーベラ
花言葉
「希望」「常に前進」
花名・花言葉の由来
ガーベラ(Gerbera)が南アフリカの地で初めて発見されたのは19世紀末のこと。
ガーベラ(Gerbera)の名前の由来は、発見者であるドイツ人の医師・博物学者のトラウゴット・ガーバー(Traugott Gerber)に敬意を表し、命名されています。
花言葉の「希望」「常に前進」は、ピンクやオレンジといった明るい色の花を咲かせ、陽気な雰囲気を醸し出すその花姿に由来します。
オオイヌノフグリ
花言葉
「忠実」「信頼」「清らか」
花名・花言葉の由来
イヌノは犬のフグリは陰嚢(いんのう)、睾丸(こうがん)という意味です。
日本の在来種であるイヌノフグリの実の形が、雄犬の陰嚢に似ているので、植物学者の牧野富太郎さんが名づけました。
属名の学名となる「Veroican」は、キリストが十字架を負って刑場に向かう途中、汗をぬぐうハンカチーフをささげたという説のある聖女ヴェロニカと同じ綴りであり、西洋では聖女ヴェロニカの草と呼ばれています。
花言葉の「忠実」「信頼」「清らか」も聖女ヴェロニカにちなみます。
カルミア
花言葉
「優美な女性」「大きな希望」「野心」
花名・花言葉の由来
花名(属名)のカルミア(Kalmia)は、北アメリカの植物を収集したスウェーデンの植物学者・探検家ペール・カルム(Pehr Kalm / 1716~1779)の名前に由来します。
また、花笠のような花姿から、花笠石楠花(ハナガサシャクナゲ)の別名もあります。
花言葉の「優美な女性」は、まるでレースの日傘を広げたような、しとやかで美しい花姿に由来します。
まとめ
いかがでしたか。
「誕生花・花言葉」についてご紹介してみましたが、誕生花は「フリージア」「ガーベラ」「オオイヌノフグリ」「カルミア」でした。
それぞれの意味や、由来を受け止めながら、お友達、ご家族のお誕生日に誕生花を贈ってみてはいかがでしょうか。