北イタリアで作られているパスタで、代表はピエモンテ州で、イタリア中部から北部にかけて、川流域の自然豊かな平野で良質で軟質の小麦がとれるのです。
牧草地にも恵まれていて、牛や豚の飼育が有名な産地で生まれたパスタです。
ここでは、タリオリーニの特徴と茹で時間、合うソースをご紹介します。
タリオリーニの名前の由来
「切る」を意味します
イタリア語で「切る」を意味する言葉を、タリアーレ(Tagliare)と言いますが、タリオリーニは、この(Tagliare)を語源としています。
タリオリーニの特徴
歯ごたえのある平打ちパスタ
パスタの種類ではスパデッティと同じでロングパスタの分類に属しています。
小麦粉、卵、オリーブオイルと塩からだけで作られており、細長い蕎麦のような平打ちのパスタになります。
平打ち麺は歯ごたえがあり食感が楽しめてボリューム感もあり、麺の断面にまでしっかりとソースが絡み食べ応えがあるのが特徴的です。
幅が2㎜~3㎜ミリの平打ちの細めのパスタで、のどごしが良いですよ。
生麺と乾燥と両方がありイタリアではポピュラーなパスタとなっています。
茹で時間
3分程度
パスタを美味しくいただくには茹で時間が最も重要です。
生パスタの場合くっつきが気になりますので、防止策として、お湯に入れる前に必ずほぐすことが大切になります。
ゆで時間は沸騰したお湯で約3分間が目安です。
茹でる方法は、パスタを投入後に再沸騰するまでにかき混ぜてくださいね。
再沸騰したら、その後は沸騰したままにします。
1回の茹でる麺の量は2人分でお湯は2回で変えたほうが、美味しく茹であがります。
塩を入れる場合は2Lのお湯に対して1%の分量で加えます。
タリオリーニに合うソース
味の濃いソース
タリオリーニには濃厚なソースが相性のいいパスタになります。
生クリームや濃いチーズを使ったクリームソース、トマトソースなどがソースとよく馴染み一体感が楽しめますよ。
他にはバターや、白トリュフ、ポルチーニ茸などのキノコ類などを使ったクリームソースなどもとっても相性がよく美味しいです。