「椅子のポーズ」は名前の通り椅子に座っているようなポーズを作ることです。
サンスクリット語でウトカナーサナといいウトカは力強いという意味がありあります。
椅子のポーズを作るには力強い脚力が必要なので、そこから名前がつけられたのではないでしょうか。
スクワットにも似た体勢で特に下半身の筋肉アップに効果的ですが、全身の筋肉も使うのでいろいろな効果が期待できます。
効果
脚の強化・引き締め、ヒップアップ、O脚の改善、肩・胸のストレッチ、肩こりの解消、バストアップ、二の腕の引き締め
椅子のポーズのやり方
1.山のポーズで立つ
足幅はこぶし2つ分あけて、肩の力を抜き背骨を真っ直ぐにし立ちます。
重心を内側の親指におき、内側に体重をかけるように意識しましょう。
手は胸の前で合掌して下さい。
2.両腕を上げる
両腕を並行にして手を合掌した状態で、息を吸いながら両腕を床に直角に上げます。
3.膝を曲げる
膝を曲げて腰をおろします。
かかとに重心をおいて、太腿ができるだけ床と平行になるように、透明の椅子に座るようなイメージをして下さい。
このときお腹に力を入れて、反り腰にならないよう注意して上に伸びるように意識しましょう。
4.体勢をキープする
目線は真っ直ぐ前を向いて、膝がかかとより前に出ないように、そのままのポーズをキープします。
30秒~1分程ゆっくりと深呼吸しましょう。
5.元に戻す
ゆっくり両腕を下ろし、膝を伸ばしたら合掌をといて下さい。
椅子のポーズのコツやポイント
足が不安定なときは、足幅を腰幅に開いても大丈夫です。
ポーズをキープするのが難しい場合は、背を壁に向け10センチ程離れてから、膝を曲げたときに尾骨が壁に触れる距離で行ってみて下さい。