菱餅とは、3月3日の雛祭りに用いるもので、雛人形と共に供える和菓子で桃の節句の行事色です。
上から赤(食紅入り)・白・緑(草餅)と3段に重なっており、菱形になっています。
3色のものが多いですが、地域によっては2色や5色のものもあるそうです。
菱形になったのは江戸時代からといわれています。
今回は、菱餅をもち米で作るレシピをご紹介したいと思います。
もち米で作る菱餅の作り方
準備する材料
- もち米 5合
- 食紅(赤) 少々
- 抹茶粉末 少々
- 片栗粉 適量
手順1:下準備する
もち米を洗って、水に3時間程つけておく。
ざるにあげ、水気を切る。
抹茶粉末と食紅(赤)にお湯を少々入れ、混ぜながら溶く。
手順2:餅つき機で蒸す
餅つき機にもち米を入れて蒸していく。
蒸しおわったら突く。
同様に抹茶粉末を入れて蒸す。
最後に食紅(赤)を入れ蒸し、白・緑・赤と3色作る。
手順3:トレーに入れる
プラスチックの四角いトレーなど容器に片栗粉を敷く。
「手順2」を下から緑・白・赤の順に入れ、平に広げていく。
2時間くらい置いて乾燥させる。
手順4:切り分ける
包丁に水を少量つけて、ひし形に切り分けたら完成♪
美味しく作るポイント
抹茶粉末や食紅(赤)は色を見て、加えながら調節しましょう。
機会で蒸すときは、色移りするので色移りしにくい白→緑→赤の順で蒸して下さいね。
ひし形に切るときに包丁に水を少量つけると、くっつきにくいので切りやすいですよ。