「今日は何の日」と題してシリーズでお伝えしています。
今回は2月19日の、「誕生花と花言葉」についてご紹介いたします。
ちなみにこの日は、1954(昭和29)年、日本のプロレスで、初の本格的な国際試合となる、力道山・木村組 vs シャープ兄弟の試合が、蔵前国技館で開催されたことを受けて記念日に制定された「プロレスの日」でもあります。
2月19日の誕生花と花言葉にどんな意味や由来があるのか解説してみたいと思います。
2月19日の誕生花
誕生花は「モクレン」「プリムラ」「タンポポ」の3種類です。
モクレン
花言葉
「自然への愛」「崇高」「持続性」
花名・花言葉の由来
モクレンは、モクレン目モクレン科モクレン属の落葉低木。
花が紫色であることから、シモクレン(紫木蓮)の別名もあります。
ハネズ、モクレンゲと呼ばれることもあり、昔は「木蘭(もくらん)」と呼ばれていたこともあるが、これは花がランに似ていることに由来します。
今日では、ランよりもハスの花に似ているとして「木蓮(もくれん)」と呼ばれるようになりました。
花言葉の「自然への愛」は、春の花がいっせいに咲き誇る季節に、枝先に紫色の大きな花をつけ、自身もめいいっぱい自然を謳歌しているようなその花姿にちなむともいわれます。
プリムラ
花言葉
「青春のはじまりと悲しみ」「青春の恋」
花名・花言葉の由来
サクラソウ科サクラソウ属の花の総称をプリムラと呼ぶとされています。
英名をプリムローズといいますが、その語源はラテン語の「Primus(最初)」という言葉に由来します。
冬から初春にかけて花を咲かせるので、「春の最初に咲く花」という意味が込められています。
プリムラ全般の花言葉の「青春のはじまりと悲しみ」は、プリムラが寒いころに咲きだし、夏を待ちながらそれに逢わずに死んでしまうことに由来するともいわれます。赤いプリムラの「後援のない功績」は、寒さのなかで花を咲かせることにちなみます。
プリムラ・シネンシス「永遠の愛情」は、花期が10月~4月と長く続くことに由来します。プリムラ・ポリアンサの「富の誇り」は、花が多いことが富を連想させるためにつけられました。プリムラ・オブコニカの「しとやかな人」は、ピンクやサーモンピンク、淡紫色などの上品な色の花をつけることにちなむといわれます。
タンポポ
花言葉
「愛の神託」「神託」「真心の愛」「別離」
花名・花言葉の由来
タンポポという名前の由来は、諸説あります。
タンポポの茎の両端を細かく裂くと、反り返って鼓のような形になることから、別名として「鼓草(つつみぐさ)」と呼ばれていたり、鼓をたたいたときの「タンタン、ポンポン」という音がたんぽぽの名前の由来になったという説や、種の冠毛(かんもう)が丸く集まっている様子が、綿を丸めて布などで包んだ「たんぽ」に似ていることから、「たんぽ穂」と名づけられたという説です。
他にも、田んぼのあぜ道などによく生えていることから、昔は「田菜」と呼ばれていて、その「たな」が「たん」に変化し、綿毛がほほけるという特徴を表す「ほほ」と結びついてタンポポになったという説もあります。
花言葉の「愛の神託」「神託」は、古くからヨーロッパにおいてタンポポの綿毛で恋占いをしていたことに由来します。
「別離」の花言葉は、綿毛が飛んでいくさまにちなみます。
まとめ
いかがでしたか。
「誕生花・花言葉」についてご紹介してみましたが、誕生花は「モクレン」「プリムラ」「タンポポ」でした。
それぞれの意味や、由来をかみしめて、お友達、ご家族のお誕生日に誕生花を贈ってみてはいかがでしょうか。