「今日は何の日」と題してシリーズでお伝えしています。
今回は2月10日に制定されています、「ニットの日」についてご紹介したいと思います。
ニットと言えば真っ先に、思い浮かぶのはセーターとニット帽を想像しますよね。
ニットとは「編み物をする」と言う意味で、「knit」から来ており編み物の総称を指します。
ここではニットの日にはどんな由来や、歴史があるのか解説してみますね。
2月10日はニットの日!その由来や歴史は?
ニッは数字の2でトは10の語呂合わせでつけられています。
どこが決めて何の目的でニットの日が作られたのでしょうか?
その由来や歴史についてお伝えしていきたいと思います。
ニットの日の由来とは
神奈川県の編み物教室や編み物学校の組織である「横浜手作りニット友の会」という団体が1988年に制定したのが始まりです。
1993年愛知県横編ニット工業組合がこの日を「ニットの日」と定めました。
その後1994年に日本ニット工業組合連合会が全国的な記念日として改めて制定して、今日に至ります。
ニットの日の歴史は
ニットの起源は、紀元前1世紀頃のエジプトの古墳から発掘された織物らしきものだとされており、手編みの技術を完成させたのはアラビアの遊牧民だったそうです。
この技術がエジプトからスペイン、スペインからヨーロッパ各地に広がってと言うわけなんです。
機械を使い、編み物を始めたのは16世紀の中頃とされており、イギリスのウィリアム・リーという牧師さんが、妻が靴下を編んでいる様子を見て、なんとか効率的に機械で編めないものかと考え、1589年に編み物の機会を発明したのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
制定したこのグループでは講習会などを開いて活動し、毎年この時期に発表会もやっています。
手編みのマフラーや、セーターは気持ちもこもっているようで、心まで暖まりますよね。
今では男性でも趣味の一環として編まれる方もいらっしゃるようで、皆さんも編んでみてはいかがでしょうか。