「今日は何の日」と題してシリーズでお伝えしています。
今回は1月27日に制定されています、「国旗制定記念日」についてご紹介したいと思います。
日の丸の旗はシンプルで世界で最も覚えやすいデザインですよね。
国旗制定記念日の日にどんな由来や、歴史があるのか解説してみます。
1月27日は国旗制定記念日!その由来や歴史は?
日の丸国旗のデザイン記念日
日の丸の国旗を見る機会が多い、2020年東京オリンピックも近づいてきていますが、いったい日本の国旗はどのようにして生まれたのでしょう。
国旗制定記念日の由来とは
太政官布告の商船規則の国旗デザイン企画の記念として
1870(明治3)年の1月27日、太政官布告の57号の「商船規則」により、日の丸のデザインと規格が示された。
これを記念して国旗協会が制定。
それまでは、船によってはそれぞれの旗を使用していたようである。
当時の規格は、縦横の比率は7:10で、日の丸が旗の中心から旗ざお側に横の長さの1/100ずれた位置とされていたのだが、現在では、1999年8月13日に公布・施行された「国旗国歌法」により、縦横の比率は2:3、日の丸の直径は縦の長さの3/5、日の丸は旗の中心の位置となっている。
国旗制定記念日の歴史は
1854年(嘉永6)年に遡る
1854(嘉永6)年に、幕府触書にて大船製造に際して船旗章(ふなじるし)を「日之丸」とした。
明治になって広く各国と交際するようになり、明治新政府は太政官布告第57号に於いて「日本国船に掲げる国旗は白地に日の丸」と定めた。
太政官布は明治初期において太政官によって公布された法令の形式である。
商船規則は、わが国最初の船舶法であり、1885(明治18)年12月22日、内閣制が発足したことに伴い、太政官制は廃止された。
そして、翌1886(明治19)年2月26日には、法令の効力や形式を定式化するため、公文式が制定され、太政官布告・太政官達という法形式は廃止された。
しかし、1889年(明治22年)に公布された大日本帝国憲法(明治憲法)には、内容が違憲でない限り有効なものとして扱う旨の明文の規定があった。
まとめ
「商船国旗」として定められた記念日
いかがだったでしょうか?
国旗制定記念日の日の由来や、歴史についえTご紹介してきましたが、「商船規則」により、日の丸のデザインと規格が示され、これを記念して制定された日だったのですね。
国旗としてはシンプルなデザインでわかりやすく、覚えやすいのでGOODですよね!