筑前煮は、福岡県北部、西部にあたる筑前地方で昔から伝わる郷土料理です。
鶏肉、ニンジン、レンコン、ゴボウ、コンニャクなどの具材を油で炒め、砂糖と醤油で味付けし甘辛く煮ます。
特徴としましては、「 煮る前に油で炒める」という点が普通の煮物と大きく異なるところです。
油で炒めることによりコクが出て、さらに具材が油でコーティングされるため煮た時にアクが出にくくなるのです。
この違いから、筑前地方独特の煮物という意味で「筑前煮」と呼ばれているのです。
今回は、タケノコと鶏肉の筑前煮の作り方をご紹介したいと思います。
タケノコと鶏肉の筑前煮の作り方
準備する材料(2人分)
- 鶏もも肉 140g
- たけのこ(水煮) 100g
- こんにゃく 1枚
- ごぼう 1/3本
- にんじん 1本
- 砂糖(三温糖) 大さじ2
- 醤油 大さじ1
- 酒 大さじ1
- みりん 大さじ1
- サラダ油 適量
手順1:下準備する
材料を分量ごとに準備する。
手順2:切る
鶏肉は一口大に切る。
タケノコ、鶏もも肉、こんにゃく、ごぼう、にんじん、は食べやすい大きさに切る。
手順3:茹でる
鍋に水を入れて、こんにゃくを熱湯で約1分間茹でる。
手順4:加熱
人参をスチーマーに入れるかラップして レンジで2分加熱する。
手順5:炒める
鍋にサラダ油を熱し、鶏肉を入れて両面よく焼く。
焼いたら余分な油を拭き取る。
にんじん、こんにゃくを入れて炒め、手順2で切っておいた他の野菜も全部加え、大きく混ぜ炒める。
手順6:調味料を加える
調味料も全部入れる。
汁気がなくなるまで炒め煮する。
手順7:盛り付ける
汁気がなくなったら、皿に盛りつけて出来上がり♪
美味しく作るポイント
こんにゃくは下茹ですることで味がよくしみ込みますよ☆