お正月の終わり、鏡開きで鏡餅を入れて作ったおしるこ、とても美味しいですよね。
鏡開きは昔から、お供えしてあった鏡餅を下げて、食べることで年神様の力を分けていただき1年間の無病息災を願う行事です。
鏡餅はお汁粉やお雑煮、またはかき餅などにして頂くことが多のですが、問題は、乾燥しきった鏡餅をどんな風にして食べるかですよね。
スーパーなどに販売されているお餅は真空パックに入っており、開けるまでは乾燥してカチカチになることはありません。
今回は、お供え物のカチカチになった鏡餅のおしるこの簡単な作り方についてご紹介していきたいと思います。
鏡餅を美味しく食べてみんなで年神様のパワーを頂きましょうね!
カチカチ鏡餅のおしるこの作り方
材料(4人分)
- 鏡餅 4個
- 粒あん 200g
- 塩 少々
- 水 100㏄
手順1:下準備
お供えしてあった鏡餅に手合わせて感謝を込めて下げます。
ほこりがかぶっている場合はキッチンペーパーでふき取ります。
手順2:鏡餅を割る
木槌または金槌で、食べやすい大きさに鏡餅を割る。
※カチカチに硬くなっている場合には簡単に割れますが、なかなか割れない場合は中身が乾燥しきれていない状態ですので、この場合には、ボウルに水を入れて餅を入れて3時間~半日程度浸しておくと手でも砕ける硬さになります。
手順3:焼く
食べやすい大きさになった鏡餅をオーブンに入れて焦げ目がつくくらいまで焼く。
手順4:粒あんを溶かす
鍋に水を入れて火にかけて、粒あんを入れて溶かします。
手順5:餅を加える
「手順4」の粒あんが溶けて沸騰したら、塩を加えて手順3の焼いた餅を入れる。
餅と粒あんが馴染んだら、火を止める。
手順6:盛り付け
お椀に盛ったら出来上がり♪
美味しく作るポイント
オーブンで焼く
オーブンで焼くことで外側はカリっと香ばしくて中は柔らかくてとても美味しいですよ。
オーブンの温度、時間は焼き加減を見ながら調整してくださいね。
また、オーブンでなくても鍋やレンジでチンしてから入れても美味しいですのでお好みで柔らかくして下さい。