パスタの種類には様々な形状があり棒状、円形、断面などやまた、マカロニのような短く太く円形になっていて穴が開いているものとかもありますが、実は他にもたくさん形状や断面が違うものが存在しているのです。
太さや断面の違いにより、麺とソースの絡み具合もそれぞれ違ってきます。
パスタと相性が合うソースと組み合われることで絶品のパスタの食感を味わうことができるのです。
そんな様々な種類の中のひとつブガティーニの特徴や茹で時間、合うソースについてご紹介していきます。
ブカティーニの名前の由来
「穴の開いた」を意味する
ブカティーニは元々、シチリヤで発祥のパスタとされ、ローマ周辺などで多く使われています。
イタリア語で「穴の開いた」を意味する言葉でブーコ(bucato)から由来するとされています。
また、ナポリ語の同語で(perciato)の意味の由来でもあります。
ブカティーニの特徴
穴の開いたパスタ
ラツィオ州全体に特にローマで多く使用されてきており、ロングパスタの分類に属しています。
最大の特徴としては断面部の中心に穴が開いていることですね。
長さが20㎝~30㎝で太さが直径3mm~6mmで、スパゲッティよりも少し太くて硬めの食感が楽しめます。
スパゲッティと筒状に穴の開いたショートパスタとの良いところを持っており、ズィーティ(ziti)によく似ています。
茹で時間
9分ほどで茹であがります
ブカティーニは乾麺でも空洞があるため、スパゲッティよりも短い時間で茹であがります。
おすすめの茹で時間としては9分程度です。
ちなみにブカティーニの生麺を使用する場合には乾麺よりも短くて約、4分~5分程度が好ましいですね。
あくまでも目安ですので、基本太ければ太いほど茹で時間は長くなりますが、人によっては食感がありますので、良さそうな時間が来たら1本麺を食べてみて確かめると茹で加減が調整できますのでいいですよ。
また、茹で方のポイントは、下味をつけるために塩を入るといいですよ、だいたいお湯に対して1%の分量を、2L(2000g)でしたら、20gの塩を目安に入れたら美味しく茹で上がります。
ブカティーニに合うソース
濃くて味がしっかりとしたソース
ブカティーニは比較的に色々なソースと相性がいいです。
アマトリチャーナのような濃いめでこってり系のタイプと合わせて食べるのが多いですよ。
マカロニに似ている形状をしていますので、チーズや、クリーム、ミートソースとの相性は抜群です!
お酒のお供やおつまみとしてもおすすめです。
パンチェッタ、グアンチャーレ、野菜、卵、アンチョビ、サーディンなどともよく合うとされています。