コンキリエ(conchiglie)は貝殻のような形をしているショートパスタに属しているパスタです。
乾麺として販売されており、小麦粉とデュラムセモリナ粉に水を加えて作られています。
コンキリエの由来
貝殻を意味する
貝殻の形に似ているので、貝殻をイタリア語でコンキリア(conchiglie)と言われることから由来されました。
大型の物はコンキリオーニ (conchiglioni) 、小さなものはコンキリエッテ (conchigliette) と言い分けることもあります。
コンキリの特徴
貝殻のような形
全体的に丸まっており長さは短く、貝殻のような形が特徴的です。
中には貝殻と同じような空洞があり表面に溝があります。
断面は半円のようで大きさは10~20mmと幅広いものが主流になります。
コンキリの茹で方
長めの茹で時間
美味しく召し上がるためには茹で時間は重要になってきます。
コンキリは通常より短めのパスタですが太めなので、15分程度を目安にしっかり茹でましょう。
メーカーやお湯の熱さの状態などから茹で時間に違いがあるため、硬さを確認しながら湯でて下さいね。
茹で方のポイント
塩を加える
塩を加えることで美味しく仕上げることができます。
1ℓのお湯に対して10gの塩、お湯に対して1%の塩を加えて下さい。
塩を加えることによって下味がつき、ソースと絡めるときに水分でソースが薄くなるのを防ぐことでソースが絡みやすくなる効果があります。
美味しく仕上げるためには茹で時間だけではなく、塩加減にも注意しましょう。
コンキリに合うソース
トマトソースやクリームソースのような濃厚なソース
貝殻のような形の空洞や溝にソースが良く絡むことからトマトソースやクリームソース、ミートソースなどの濃厚なソースが相性抜群です。
形状を生かして、空洞に小さな具が入るような料理法もあります。
パスタ料理はもちろんサラダや煮込み料理にするなど、幅広い利用方法がありますよ。