小麦粉などを主原料として作られることが多いパスタですが、実はデンプン質のものを原料としたパスタもあるのです。
ニョッキは原料から他では味わえないような独特な食感を持っており、食べるのが楽しくなります。
元々は今のように小麦粉を練って作っていたのですが、アメリカから入ってきた、ジャガイモがイタリアでも栽培が可能になったため、ジャガイモやカボチャ、ホウレンソウなどを混ぜて作るようになっていたのです。
ここでは、ニョッキの特徴と茹で時間、合うソースをご紹介したいと思います。
ニョッキの名前の由来
塊(かたまり)を意味します
名称は「塊」を意味します。
木の節目を意味するゲルマン語派のロンゴバルド語のノッカ( knokka)から派生した指の節目を意味するノッカ( nocca)から来ていると言われています。
ニョッキの特徴
丸い形状をしモチモチした食感
ニョッキはコロンとした繭(まゆ)のような丸い形状をしたモチモチした食感が特徴的なパスタになります。
現在では主に、ジャガイモと小麦粉を混ぜ合わせて作られていて、ジャガイモで作るのが主流ですが、代わりとしてカボチャ、パン、ホウレンソウ、リコッタチーズなどのバリエーションで使われていたりしています。
軟質の小麦をひき割りしたものと水を合わせたニョッキも存在します。
茹で時間
2分~4分程度
特徴的なニョッキなのですが、美味しく料理するにはどう茹でるかで変わってきます。
性質上、ニョッキには乾燥パスタというものがなく、そのため手作りの生麺または冷凍状態で販売されているのです。
茹で時間は非常に短いのも特徴で、2分~4分程度で茹で上がります。
あくまでも目安ですので、基本太ければ太いほど茹で時間は長くなりますが、人によっては食感がありますので、良さそうな時間が来たら1本麺を食べて確かめてみると茹で加減が調整できますよ。
また、茹で方のポイントですが、パスタは作る際の材料には塩を入れないので下味をつけるために塩を入るといいです。
だいたいお湯に対して1%の分量を、2L(2000g)でしたら、20gの塩を目安に入れたら美味しく茹で上がります。
ニョッキに合うソース
味の濃いソース
ニョッキを美味しく食べるにはどのような味付けが合うのでしょうか。
ニョッキはジャガイモを主流としていて、いろいろとバリエーションがあり、丸い形状をしているため、ソースなどとの絡みはなかなかいいですね。
クリームソースやトマトソースなど味の濃いソースとの相性は特にバッチリです!
クリーム煮やクリームスープの具材などにしても適していて、とても美味しいですよ。