ヨガポーズの1つである「ネコのねじりのポーズ」は、肩甲骨周辺の筋肉に一気にアプローチすることができます。
表層筋(三角筋・広背筋・僧帽筋)だけでなく、深層筋(菱形筋・前鋸筋)もしっかりとストレッチされるので、肩こりの改善に大きく貢献してくれます。
スマホが普及し、うつむく機会が多い昨今において首や肩のストレッチは必須と言えます。とても簡単なので、空いた時間にぜひ実践してみてください。
「ネコのねじりのポーズ」の効果的なやり方
手順1:四つん這いになる
まず最初に四つん這いになります。
お尻と膝が床に垂直になるように開きます。手は肩幅に開きます。力の分散を均等にするため、手の指の間隔をなるべく均等にします。
手順2:体をねじる
右手を左脇の下に通して、右肩を床につけます。
この時、右側頭部も床につけてしまいましょう。
手順3:手を上にあげる
鼻から息をゆっくりと吸いながら、左手をまっすぐ上にあげます。指をピンと伸ばしておくことがポイントです。
手順4:肩甲骨を寄せる
口から息をゆっくりと吐きながら左手を背中につけ、肩甲骨を寄せます。
この状態で数呼吸(4~5呼吸程度)キープします。
手順5:元の体制に戻す
ゆっくりと元の体制に戻しておきます。
この際、一気に戻すのではなく手順を逆再生するような感じで丁寧に戻していきましょう。
ここまで終わったら、反対側も同様に行っていきます。これを数往復行いましょう。
「ネコのねじりのポーズ」の簡単なコツ
こういったストレッチは血行を良くし、肩こり以外にも様々な好影響を与えてくれます。そしてそれは毎日続けることでより大きな効果を実感できます。
老若男女関係なく肩こりに悩まされている方は多いらしいので、お子様がいる方は一緒にヨガを楽しんでみるといいかもしれませんね。「ヨガは女性がやるもの」というイメージにとらわれず、身体的な悩みを抱える人はヨガをやってみるべきかと思います。