「今日は何の日」と題してシリーズでお伝えしています。
今回は3月17日に制定されている、「漫画週刊誌の日」についてご紹介したいと思います。
それでは、早速、漫画週刊誌の日にどんな由来や、歴史があるのか解説してみます。
3月17日は漫画週刊誌の日!その由来や歴史は?
1959年(昭和34年)3月17日日本初の漫画週刊誌の創刊
「少年マガジン」と「少年サンデー」が増刊された。
漫画週刊誌の日の由来とは
日本初の少年週刊誌が発売されたことに由来し制定
1959(昭和34)年3月17日、日本初の少年週刊誌「少年マガジン」と「少年サンデー」が創刊されました。
これを記念して 漫画週刊誌の日とされています。
ちなみに、講談社発行の「少年マガジン」は一冊40円で、表紙は大関朝汐でした。
小学館の「少年サンデー」は30円。表紙を飾ったのは、当時の野球界のスーパースター長嶋茂雄だったということです。
漫画週刊誌の日の歴史とは
最古の漫画は平安時代の「鳥獣人物戯画」と言われている
世界の美術史から見ても最古の「漫画」にあたる存在は、平安時代末期に書かれた「鳥獣人物戯画」ではないかと言われています。
それは写実的な絵画とは異なる「遊び心」をもって描かれた「エンターテイメント絵画」を「漫画」としてとらえても間違ってはいないということです。
ただし、当時の絵巻物は、ごく一部の貴族や僧侶たちのものにすぎなかったのですが「漫画」が大衆のための娯楽文化として大きく発展するためには、印刷機などの複製技術の登場が不可欠だったのです。
18世紀初め(江戸中期)に大阪などで人気を得た「鳥羽絵本」と呼ばれた戯画本こそ、本当の意味の「漫画」だったといえるのかもしれません。
大阪生まれのその娯楽文化は、すぐに江戸にも広がります。
こうして、18世紀末の写楽による役者絵や1814年に登場した葛飾北斎の「北斎漫画」など、浮世絵文化として、さらなる人気を獲得していったのです。
まとめ
日本初の漫画週刊誌の創刊日を記念して制定
いかがだったでしょうか?
漫画週刊誌の日の由来や、歴史についてご紹介してきました。
今では、インターネットが普及してスマホで漫画を見られる時代になっています。
いつでも、どこでもちょっとした休息の時間に見られるのでとても便利な世の中ですね。