ヨガポーズの1つである「ラクダのポーズ」は、体幹の強化や肩こりの改善、背中のストレッチに非常に効果的です。
初心者向けとは言えないポーズなので、体が硬い人がいきなり挑戦すると怪我をしたり、間違ったフォームになりやすかったりします。挑戦してみて難しいと感じた方は、他のポーズに慣れてから行うようにしましょう。
習得すると、このポーズだけで上半身の倦怠感が解消され、とても体が軽くなります。
本記事ではそんな「ラクダのポーズ」の効果的なやり方や簡単なコツをご紹介していきます。
「ラクダのポーズ」の効果的なやり方
手順1:ひざ立ちの姿勢になる
まず最初に膝立ちの姿勢になります。できればヨガ用のマットなどを用いて体を保護するようにしてください。
脚を腰幅程度に開いて、骨盤を立てるようにしましょう。この際、足のつま先を立てても、足の甲を寝かせてもどちらでも構いません。
手順2:手を大きく伸ばす
左手をかかとに添えて、右手を大きく頭の上に伸ばしていきます。
上体を反らせるようにして、お腹や脇腹、腕のストレッチを感じながら行うようにしてください。
終わったら、逆の手で同じことをしていきます。
手順3:おへそを上げる
お腹を軽く引き締めて、おへそを引き上げながらゆっくりと上体を後ろに傾け、両手をかかとに添えます。
無理をする必要はありませんが、頭を後ろに倒せる方は倒して、首前面のストレッチを感じましょう。
この際、太ももを内側に回転させて尾骨を下げるようにします。
手順4:この状態をキープする
おへそと胸が、天井から糸で吊るされているようなイメージでこの上体をキープします。4~5呼吸程度キープすればOKです。
ここまで終わったら、ゆっくりと元の状態に戻していきます。一気に戻さず、リラックスしながらゆっくりと戻していきましょう。
呼吸を整えたら、同じ手順であと数回行います。
「ラクダのポーズ」の簡単なコツ
初心者がいきなりやるには少し難しいポーズかもしれません。他のポーズで体を慣らしてから、様子を見て行うようにしましょう。怪我をしては元も子もありません。
コツとしては、心地よくストレッチを感じることです。痛いと感じるまで伸ばしてしまうと筋肉が過度に緊張してしまい、逆効果になりかねませんので気をつけましょう。
猫背を指摘されたことがある方や、デスクワークが多いビジネスマンの方におすすめです。