「今日は何の日」と題してシリーズでお伝えしています。
今回は1月19日に制定されています、「家庭用消化器点検の日」についてご紹介したいと思います。
皆さんのご家庭には消化器は設置してありますか?
料理をする際に天ぷら油などを消し忘れたりして、もしものためにも必ず消化器が必要となります。
ここでは家庭用消化器点検の日にはどんな由来や、歴史があるのか解説してみたいと思います。
1月19日は家庭用消化器点検の日!その由来や歴史は?
1月19日 = 119番
1月19日は家庭用消化器点検の日と言われています。
なんとなく、みなさんも感じていると思いますが、数字の語呂合わせでだいたい分かりますよね?
119番つまり、消防指令センターや救急隊に繋がる番号になります。
家庭用消化器点検の日の由来とは
1991年(平成3年)10月に、社団法人全国消防機器販売業協会が制定しました。
1と19で「119」となり、11月9日は消防庁が定めた「119番の日」でもあるため、1月19日を記念日としたのです。
消火器は一般住宅におけるもっとも手軽な初期消火設備。
ご家庭に消化器は設置していますでしょうか?
家庭用の消火器をよく知ってもらう為、また家庭での点検や使い方などの認識を高めてもらうことを目的として定められているのです。
家庭用消化器点検の日の歴史とは
総務省消防庁の調べでは当時の平成17年の資料によりますと、半年間(1月~6月)に於ける火災の概要では、火災による死者は1262人で75人増加(+6.3%)、負傷者は4722人で107人減少(-2.2%)。
住宅火災による死者705人で、89人の増加(+14.4%)と、昭和54年以降最多となっています。
このようなことから、身近な課題としては、住宅用消火器・住宅用火災警報器及び住宅用自動消火装置等の設置普及の充実による防火防災の予防と、住宅火災での死傷者の減少に対応する防火思想の啓発が大切とされているのです。
総務省消防庁はこのような最近の住宅火災による死者数急増等を踏まえ、消防法を改正し、一般の戸建住宅等にも住宅用火災報知機の設置を義務付けました。
そして、新築の住宅等は平成18年、6月1日から、既存の住宅等は市町村条例で定める日から適用されることになっています。
まとめ
消火器を今一度確認
いかがだったでしょうか?
実際の火災の発生に際して、バケツの水ではなかなか消えない火を消すのに、消火器は非常に効果的ですよね?
公共施設やマンションなどでは設置させていますが、実際火災に備えて、どのくらい家庭用消火器を設置しているのでしょうか。
みなさんのご家庭での消火器を今一度確認してみてくださいね。