「今日は何の日」と題してシリーズでお伝えしています。
今回は1月14日に制定されています、「成人の日」についてご紹介したいと思います。
成人の日といえば振袖や袴、スーツなどの正装をして大人になったことを自覚し、成人をお祝いする一生に一度の晴れ舞台です。
成人の日にはどんな由来や、歴史があるのか解説してみたいと思います。
何故1月14日が成人の日なのでしょうか・・・
由来
ハッピーマンデー制度
成人の日は1999年までは1月15日に規定されていましたが、1月の第2月曜日がハッピーマンデー制度であることから2000年から1月の第2月曜日に規定されました。
2019年の第2月曜日は1月14日なので、2019年の成人の日は1月14日になります。
ハッピーマンデーとは
ハッピーマンデーとは一部の国民の祝日を月曜日に移動させ、土曜日・日曜日・月曜日を合わせて3連休にした制度をいいます。
余暇を過ごしてもらおうという趣旨で制定されました。
歴史
元服の儀
最初に成人の日が誕生したのは1948年1月15日のことで、元服の儀が行なわれていた小正月に合わせて決定され、「おとなになったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます日」として規定されました。
元服の儀とは
元服の儀とは日本で奈良時代から始まった成人を示すものとして行なわれる通過儀式です。
女性が振袖を着用する理由
女性が着る華やかな正装
女性は振袖を着用しますが、振袖が誕生したのは江戸時代になります。
若い女性の正装は袖の長い着物を着るようになり、明治時代以降には未婚の女性が着る華やかな正装として着られるようになりました。
舞台の上でも華やかに美しく見えるようにと袖を長くしたといわれています。
まとめ
大人の第一歩
成人の日とは大人の第一歩として自覚する大事な日です。
一生に一度の晴れ舞台なので、おもいっきりオシャレして楽しんでくださいね。
ですが、破目をはずしすぎないように大人となった自覚と責任を持ちましょう。