非常に細い麺のため、火加減によっては茹であがりやすくドロドロになってしまいますので注意が必要です。
メーカーによって太さは多少の誤差がありますが、基本的に0.8mm ~1.0㎜前後になります。
カペッリーニの名前の由来
髪の毛のように細い
円形の断面をもつ棒状のパスタ。
あまりにも細いため、「髪の毛に」喩えられたとこから(capellini)の名から来ています。
別名で「天使の髪の毛」(capelli d’angelo)とも言われています。
カペッリーニの特徴
スパゲッティの太さより細め
カペッリーニはジェノヴァ、ヴァッレ・ラティーナ地方(フロジノーネ県)、ナポリ周辺で発祥されたと言われております。
パスタの形状はスパゲッティと同じでロングパスタの分類であるが非常に細くて、日本の細麺のようである。
製造会社によって太さは異なってくるのですがロングパスタの分類で、最も細い規格になります。
太さを比べると下記のようになります。
- カペッリーニ(cappellini)0.8㎜~1.0㎜
- スパゲッティーニ(spaghettini)1.5㎜~1.6㎜
- スパゲッティ(spaghetti)1.7㎜~1.9㎜
- フェデリーニ(fedelini)1.2㎜~1.4㎜
- スパゲットーニ(spaghettoni)2.0㎜~
茹で時間
細めのパスタで時間は短め
カペッリーニはその細さから冷製パスタにもよく使われています。
パスタは基本的に麺の太さによっての時間調整をしますが茹で時間は乾麺で2分以下になります。
生麺の場合は、1分30秒程度で茹であがります。
太さ別の茹で時間は次の通りです。
- 0.8㎜→ 1分10秒
- 0.9㎜→ 1分30秒
- 1.0㎜→ 2分
あくまでも目安ですので、基本太ければ太いほど茹で時間は長くなりますが、人によっては食感がありますので、良さそうな時間が来たら1本麺を食べてみて確かめると茹で加減が調整できますのでいいですよ。
また、茹で方のポイントは、下味をつけるために塩を入るといいですよ、だいたいお湯に対して1%の分量を目安に入れたら美味しく茹で上がります。
カペッリーニは冷麺に使用されることが多く、その場合は冷やしてから少し硬くなりますので1分~2分程度は長く茹でてみてください。
カペッリーニに合うソース
あっさりソース
非常に細いパスタになりますので、冷製パスタによく使われます。
そのため、太いパスタであれば、濃いソースが合いますが細いほどスープパスタなど、コンソメを使用したあっさりとしたソースで絡めた方が相性はいいですよ。
日本の細麺のラーメンを思い浮かべてほしいのですが、丁度あのようなイメージです。
その他にバジルソースなどもおすすめですよ。