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雑学

【2019年】鏡開きの日にちはいつ?関東関西の違い?やり方や由来や意味

投稿日:2019年1月8日 更新日:

kagamibiraki

そろそろお正月気分も過ぎて、お餅もたくさん食べ過ぎて、身体が重くなった方も多いかと思いますがいかがですか。

ちなみに、私は美味し過ぎて1回食べるごとに2個ずつ食べてちょっと太ってしまいました。(^_^;)
食べ方は油で揚げてから、醤油を垂らしてしみ込ませて食べるのが大好きです!

それはさて置き、毎年行われます恒例の行事である「鏡開き」についてご紹介したいと思います。
基本的には毎年決まった日にちに行われますが、関東、関西地方の地域によって日にちが異なっていますので、日にちの違いの理由や、やり方や由来や意味などについて解説していきたいと思います。

2019年の鏡開きの日にちはいつ?

基本的には毎年同じ1月11日

鏡開きの日は、基本的には毎年同じ日になっており1月11日とされています。

しかし、地域によっては1月4日、1月15日だったり、1月20日だったりと鏡開きの日にちが違ったりします。

関東と関西で鏡開きの日が違うのはなぜ?

徳川幕府

ではなぜ、地域によって鏡開きが違うのか理由について解説してみます。
鏡餅は、松の内以降に下げます。
関東や他の地方では松の内は1月7日とされています。
それに対して、関西の松の内は1月15日で、それにより関西の鏡開きは1月15日か20日に行われることが多くなっているとされています。

元々は関東も関西も松の内は1月15日、鏡開きは1月20日とされていたのですが、江戸時代、徳川三代将軍家光が慶安4年4月20日に亡くなり、徳川幕府のお膝元の関東では、「月命日の20日に行事を行うのは避けよう」となって、鏡開きは1月11日になったとされているのです。
関東ではまだ1月11日が松の内だったのですが、「神様が来ている間に鏡開きを行うのは無礼」となったことから松の内を1月7日に変更されたのです。

徳川幕府のお膝元であった関東ではこの風習が広まっていったのですが、関西などの遠くの地域までは広がらなかったことで、結果的に地域によって鏡開きが異なってしまうようになったのです。

また、京都の鏡開きは1月4日とされており、京都は昔から独特の風習があり、「1月3日のお正月が終わったら鏡餅をたべましょう」とされていて、どういう理由でそうなったかは定かではありませんでした。

鏡開きを行う意味は?

無病息災

松の内が終わった後に、神様の依り代であった鏡餅をどうして食べるのでしょうか。

日本古来の考え方にあり、古来より日本では神様にお供えしたものを食べることにより、神様の力やパワーを頂けて、神様との繋がりを強くすると考えられており、鏡開きを行うことによって無病息災の願いが込められているのです。

ただそのままお餅を下げるのではなく、お餅を食べて神様のパワーを取り込むというのが風習とされてきているのです。

皆さんも2019年、無病息災で過ごすことができますようにと神様に願いを込めて鏡餅を備えて、いただきましょうね。

鏡開きの由来は?

武家の時代からの行事

鏡開きの始まりは、武家の時代からの行事で、鏡餅に刃物を使うことは切腹を連想させるため、使ってはいけないとされてきました。
手か木槌などで割ることになりましたが、「割る」という表現も縁起が悪いということで、末広がりを意味する「開く」を使って「鏡開き」というようになったのです。

鏡開きをすることでお正月に来ていた年神様を見送り、お正月の終わりの一区切りつけるということは、その年の仕事始めをするという意味がありました。
新年の道場開きに武道などの鏡開きとしてお餅やお汁粉をふるまったりするのは、その名残りとされています。

鏡開きのやりかたは?

手順1:鏡餅を下げる

お供えしてあった鏡餅に手合わせて感謝を込めて下げます。

手順2:拭く

ほこりが被っている場合はありますので、キッチンペーパーなどで吹き上げます。

手順3:お餅を割る

木槌や金槌などでお餅を割ります。
日にちが経っているので硬くなっていて割れにくいかもしれませんが、その時にはボウルに水をいれて、半日くらいつけておくと柔らかくなりますので、ラップにくるみレンジで温めてからちぎるといいですよ。

食べ方

おすすめは油揚げでしょうゆ

お汁粉や、お雑煮など、また、油で揚げておしょうゆを垂らしてしみ込ませて食べるのもこれがまた美味しいのです、個人的には油揚げでしょうゆで頂くのが大好きで、何個でも食べてしまいます。

まとめ

2019年も無病息災

いかがでしたでしょうか。
2019年の鏡開きの日にち、関東関西の違い、やり方や由来や意味について解説してきました。
鏡開きの日は、京都は1月4日、関東は1月11日に、関西は1月15日、20日に、開かれますので、その土地の風習に合わせて行ってくださいね。

鏡開きのマナーとして、鏡餅を包丁で切るということは、武家時代の切腹を連想させるので、避けられているということ。
鏡餅は一般的に木槌や金槌で割ることで縁起が良いとされています。

あとは好きな食べ方で食べて、2019年も無病息災で、みんなが健康に過ごせるように願いながら美味しくいただきましょうね。

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