菊芋とは、どんな食物なのでしょうか?
菊芋は、名前からして「芋」と思いがちですが、実はキク科の植物で芋ではありません。
芋というよりはどちらかというとゴボウに近い植物です。
菊芋は、どこの部分を食べるかというと、かたまりの形になっている「茎」を食べます。
その茎の部分が、芋と似た形をしていて花が咲き菊のようだから菊芋の名称がつけられたようです。
少し土っぽい味がしますが、レンコンやゴボウのような味を思い浮かべていただけたらいいと思います。
生で食べることもできますが、シャキシャキとした食感で繊維質が感じられます。
蒸かしても、芋のようなホクホク感はなく、芋とはまったく別物の食材なのです。
菊芋は繁殖力が非常に高く栄養も豊富で、戦後の野菜が手に入らない時代に、よく食べられるようになったようです。
今回は、菊芋のめんつゆ漬けのお家で簡単にできる作り方をご紹介いたします。
菊芋のめんつゆ漬けの作り方
材料
- めんつゆ 2カップ
- 味醂 1カップ
- 酒 1カップ
- かんたん酢 適量
手順1:下準備
菊芋をよく洗う。
手順2:切る
よく洗って皮つきのまま菊芋を3㎜~5㎜幅にスライスにして、水に浸しておく。
手順3:煮る
鍋にめんつゆ、みりん、酒を入れて煮立てて、冷まします。
手順4:漬ける
容器にスライスした菊芋を入れて、冷ましタレを入れる。
かんたん酢をお好みで入れて、一晩冷蔵庫で寝かしたら出来上がり♪
美味しく作るポイント
漬け時間
鷹の爪をお好みで入れるとピリ辛、シャキッと美味しいです。
菊芋をスライスしたら、水に浸すことでアク抜きになります。
食感を楽しむために大きめに切って漬け時間を長くとるのがおすすめですよ。