「今日は何の日」と題してシリーズでお伝えしています。
今回は2月5日に制定されています、「プロ野球の日」についてご紹介したいと思います。
ちなみにこの日は「ニ(2)コ(5)」の語呂にちなんで「笑顔の日」でもあります。
今回は、プロ野球の日にどんな由来や、歴史があるのか解説いたします。
2月5日はプロ野球の日!その由来や歴史は?
全日本職業野球連盟の結成
1936(昭和11)年に形成された。
プロ野球の日の由来は
プロ野球が誕生したことで
1936(昭和11)年のこの日、全日本職業野球連盟が結成されたことにより、プロ野球が誕生したことに由来する。
当時は東京巨人軍(現 読売ジャイアンツ)・大阪タイガース(現 阪神タイガース)・大東京軍・名古屋軍(現 中日ドラゴンズ)・阪急(現 オリックスバファローズ)・東京セネタース・名古屋金鯱軍の7チームだった。
プロ野球の日の歴史は
明治4年ごろに遡る
野球が日本に伝わったのは明治4年頃、東京開成校において米国人教師ウィルソンによって伝えられたと言われています。
そして明治6年に、同教師の指導の下に日本で始めてのベースボールの試合が行われました。
この時期は大政奉還からまもない頃で、諸外国のものをどんどん受け入れる土壌にありましたのでその流れの一貫として野球が輸入されたようです。
明治11年、平岡煕により日本初の野球チーム「新橋アスレチッククラブ」が結成、いわゆる草野球が誕生します。
そして明治27年、中馬庚によりベースボールを始めて野球と翻訳されました。
伝来より11年、ここに日本プロスポーツを代表する野球という言葉が生まれました。
大きな節目になったのが明治38年、早稲田野球部による海外遠征です。
この時、同野球部主力の河野安通志、橋戸信、押川清によりワインドアップ、スクイズ、代打の起用、スパイクの使用など最新の技術が輸入され、後の職業野球の原点になったようです。
そして明治40年、初の有料試合が三田・綱町グラウンドにて慶大対セントルイス戦が行われています。
この時期に野球の楽しみ方に観戦するという観念が認められたようですね。
まとめ
明治40年に野球の楽しみ方の観念が生まれる
いかがでしたでしょうか。
2月4日に制定してあります「プロ野球の日」についてご紹介してきました。
今では日本人のプロ野球選手も世界各国で活躍するようになりましたが、当初はアメリカから入ってきたベースボールが原点だったようですね。