「今日は何の日」と題してシリーズでお伝えしています。
今回は2月20日に制定されている、「アレルギーの日」についてご紹介したいと思います。
ちなみにこの日は、2008(平成20)年に行われた国連総会決議で制定された国際デーのひとつ、「世界社会正義の日」でもあります。
それでは、アレルギーの日にどんな由来や、歴史があるのか解説してみます。
2月20日はアレルギーの日!その由来や歴史は?
アレルギーを起こす原因となる「IgE」抗体発見
免疫学者石坂公成・照子夫妻がブタクサによる花粉症の研究から発見した。
アレルギーの日の由来とは
財団法人日本アレルギー協会により制定された記念日
2月20日は、財団法人日本アレルギー協会が制定したアレルギーの日。
これは、免疫学者石坂公成・照子夫妻がブタクサによる花粉症の研究からアレルギーを起こす原因となる「IgE」抗体発見を発表した“1966年2月20日”にちなんで制定された。
協会ではこの日の前後1週間を「アレルギー週間」として、様々なアレルギーの啓発活動を行っている。
アレルギーの日の歴史は
アレルギーという言葉は、プルケが初めて1906年に論文で用いた
アレルギー(allergy)とは、ギリシャ語のallos〈変わった〉とergo〈反応〉とに由来し、「変わった反応」という意味である。
免疫(immunity)に対して変わった反応という意味で、本来、疫より逃れるための機序により疾病が起こることからこの名がつけられたとされる。
ピルケが初めてアレルギーという言葉を用いて、1906年にAllergieと題する論文の中で用いた。
アナフィキラシー〈anaphylaxis〉はana〈反対・無〉とphylaxis〈防御・保護〉とに由来する言葉である。
無防御という意味で、1902年にポータとリシェが命名したといわれる。
また、アトピー(atopy)とは、ギリシャ語のatopos(場の外、変わった〉に由来し、奇妙な疫病という意味で、1923年にコカが提唱した言葉とされている。
まとめ
免疫学者石坂公成・照子夫妻が「IgE」抗体発見を発表
いかがだったでしょうか?
アレルギーの日の由来や、歴史についてご紹介してきましたが、年々と花粉症患者が増えている現代ですが、食文化の変化により免疫力が弱くなっていることもあると思いますのでもっと免疫力を強くしてきたいものですね。