シリーズでお伝えしています。
今回は3月5日に制定されている、「サンゴの日」についてご紹介したいと思います。
ちなみにこの日は、1908(明治41)年、時事新報社が全国から「良家の淑女」を対象に写真を募集し、その審査結果を公表した。
これが日本初のミスコンテストとなったことで記念日として制定されたのが「ミスコンの日」のであります。
それでは、サンゴの日にどんな由来や、歴史があるのか解説してみます。
3月5日はサンゴの日!その由来や歴史は?
1996(平成8)年世界自然保護基金が制定
1996(平成8)年から石垣島・白保に珊瑚礁保護研究センターを建設する運動を開始しました。
サンゴの日の由来とは
「さん(3)ご(5)」の語呂合わせから
「さん(3)ご(5)」の語呂合わせから、世界自然保護基金(WWF)が1996(平成8)年に制定。 同基金は、この年から石垣島・白保に珊瑚礁保護研究センターを建設する運動を開始し、2000(平成12)年4月に「しらほサンゴ村」をオープンし、 海の大切さを広く知らせる活動に取り組んでいる。
サンゴの日の歴史は
5億4200年前に出現
サンゴはカンブリア紀(約5億4200万年前)に出現したと言われています。
この時代のサンゴ化石は非常に稀であり、オルドビス紀になると床板サンゴや四射サンゴが出現し、分布を広げた。
古生代の時点で、既に藻類と共生するものがいたようです。
床板サンゴはシルル紀中期から衰退を始め、ペルム紀末に絶滅した。
四射サンゴはシルル紀中期まで繁栄し、三畳紀初頭に絶滅した。
六射サンゴはオルドビス紀から存在が確認されており、四射サンゴや床板サンゴの絶滅後、そのニッチを埋める形で繁栄した。
床板サンゴや四射サンゴの骨格はカルサイトで構成されていて、これに対し、六射サンゴの骨格はアラゴナイトで構成されている。
それ故、六射サンゴの方が新しい時代に生きていたにもかかわらず、化石記録は床板サンゴや四射サンゴの方が豊富であります。
まとめ
「さん(3)ご(5)」の語呂合わせで世界自然保護基金が制定
いかがだったでしょうか?
サンゴの日の由来や、歴史についてご紹介してきました。
宝石などにも使われているサンゴですが、自然資源を守っていくためにも基金が掲げている「海の大切さを広く知らせるための活動」も大切なんですね。