「今日は何の日」と題してシリーズでお伝えしています。
今回は2月2日に制定されています、「麩の日(ふの日)」についてご紹介したいと思います。
ちなみに今日のこの日は「ふう(2)ふ(2)」の語呂合せから「夫婦の日」でもあります。
今回は、麩(ふ)の日にどんな由来や、歴史があるのか解説いたします。
2月2日は麩の日(ふの日)!その由来や歴史は?
協同組合全国製麩工業会が制定
全国の麩の食べ方をPRするため。
麩の日(ふの日)の由来とは
「ひ、ふ、み」の「ふ(2)と「麩(ふ)」の語呂合わせ
2月2日を麩の食べ方をPRしようとして、協同組合全国製麩工業会が制定した。
日付は数字の読み方の一つ「ひ、ふ、み」の「ふ(2)」と「麩(ふ)」の語呂合わせから由来する。
麩の日(ふの日)の歴史は
室町時代に中国から伝わってきた
麩の原型は室町~戦国時代(1392~1573)に中国から伝わってきて、小麦が高価であったことから宮中や寺院でのみ作られていました。
江戸時代になると修行僧が故郷に麩作りの技術を持ち帰り、全国に広まりました。
ところが第二次世界大戦の影響から小麦の供給がなくなり、麩の業者の廃業が増加して業界は停滞していきます。
戦後には、食生活の洋風化から麩を食べる機会が減ったため、業者の減少が続いているのです。
まとめ
麩(ふ)は植物性たんぱく質が豊富
いかがでしたでしょうか。
2月2日に制定してあります「麩の日」についてご紹介してきました。
「麩」は植物性たんぱく質が豊富な食品です。
小麦粉のグルテンが主原料ですので、グルテンペプチドという成分が豊富に含まれています。
今ではあまり食べる機会が少なくなりましたが、当時では貴重な食べ物の一つだったのでしょうね。