1月11日は塩の日といわれています。
なぜ1月11日は塩の日なのでしょうか・・・
塩の日の由来や歴史について解説していきたいと思います。
由来
上杉謙信がライバルの武田信玄に塩を送った日
1569年上杉謙信が敵だった武田信玄に塩を送り、領地に届いた日が1月11日であることから由来されました。
敵に塩を送るという言葉はここから生まれ、「敵の弱みにつけこまず、逆にその苦戦から救う」という意味があります。
歴史
上杉謙信が塩を絶たれ困っていた武田信玄を救った
そもそも上杉謙信はなぜ武田信玄に塩を送ったのでしょうか。
1567年に武田信玄は、今川氏との甲相駿三国同盟を破り、東海地方に進出をしました。
同盟を破られた今川家は、桶狭間の戦いを経て衰退していきます。
それに怒った今川氏は、塩商人に武田領に塩を売らないように指示し武田領を追い込んだのです。
武田信玄の領地には海もなく塩がとれないことで困っていました。
当時、冷蔵庫がなく食料が腐ってしまうので塩は食料を保存するとても貴重なもので、塩がないことは死を意味します
それを知った上杉謙信が川中島の戦いで敵同士だった武田信玄に塩を送りました。
まとめ
敵に塩を送る
1月11日はライバルの武田信玄を助けるために、上杉謙信が塩を送り届いた日を記念した日だったのです。
上杉謙信の男前な行動から、「敵に塩を送る」という言葉が今でも受け継がれているのですね。