6月の誕生石は「アレキサンドライト」です。
この天然石は昼と夜で別の顔を持ちます。昼はエメラルドのような青緑色、夜はルビーのような妖艶な赤紫色に変化します。その二面性と気品あふれる姿に数多くの人が魅了されています。
そんなアレキサンドライトの石言葉や意味・由来・和名などを解説していきます。
6月の誕生石「アレキサンドライト」の石言葉
アレキサンドライトの石言葉は「秘めた想い」「高貴」「情熱」です。
内に秘めた情熱、といったイメージがあります。何か大きな目標を達成したい人や、受験生へのお守りにも適しているといえます。
石言葉の意味
アレキサンドライトは昼と夜で異なる輝きを放つので、「二面性を象徴する鉱物」といわれています。
例えば、「一見すると冷静でクールだけど、心の内には大きな野望を秘めている」だったり、「明るくて社交的だが、実はあらゆる状況に対処できる冷静沈着な精神を持っている」ような人物を象徴しているとい
えます。
アレキサンドライトの由来
発見された際は青緑の発色をしていたためエメラルドの一種と判断されていましたが、夜に燭台のもとに照らされた時に赤紫色に変化したところから、珍しい鉱物として当時のロシア皇帝に献上されました。
この日が皇太子であるアレクサンドル二世の誕生日であったことが、アレキサンドライトと呼ばれるきっかけになったとされています。
アレキサンドライトの和名
アレキサンドライトの和名(日本名)は「変彩金緑石(へんさいきんりょくせき)」です。
その名の通り色を変化させることからこのように名づけられたと考えられます。