誕生酒と酒言葉をシリーズでお伝えしています。
今回は3月4日の、「誕生酒と酒言葉」についてご紹介いたします。
ちなみにこの日は、1919(大正8)年3月4日に「ドイツ作品展示会」で、カール・ユーハイム氏が日本で初めてドイツの伝統菓子であるバウムクーヘンの製造販売をしたことを受けて、製菓会社ユーハイムが記念日に制定した「バームクーヘンの日」でもあります。
3月4日の誕生酒と酒言葉にどんな意味や由来があるのか解説してみたいと思います。
3月4日の誕生酒
テキーラサンライズ
テキーラ特有の風味とオレンジジュースの果汁感がマッチしたフルーティな味わいのカクテル。
グラスの中に朝焼けの空を閉じ込めたような見た目にも綺麗な仕上がりとなっています。
材料
- テキーラ サウザ ブルー・・・1/3
- オレンジジュース・・・2/3
- グレナデンシロップ・・・2tsp
作り方
- 氷を入れたグラスに、テキーラとオレンジジュースを注ぎ、軽くステア。
- グレナデンシロップを静かに注ぎ、グラスの底に沈める。
名前の由来
テキーラサンライズとは、テキーラをオレンジジュースで割った物にグレナデンシロップを少量沈めた見た目にも綺麗なカクテルです。
オレンジを朝焼けの空、グラスの底に沈んだグレナデン・シロップを太陽に見ててこの名前がついたとされています。
元々、メキシコのマイナーなカクテルだったが、ローリング・ストーンズのボーカリスト、ミック・ジャガーが1972年のメキシコ公演で絶賛、メキシコ滞在中にかなりの量を飲んだ事が知られることによって知られるようになりました。
その後、1989年メル・ギブソン主演映画のタイトルになったり、イーグルスの2枚目のアルバム『ならず者』に「テキーラ・サンライズ」という曲が収録されるなどし、さらに知名度を広げていきました。
酒言葉
新しいものを思いつく想像力豊かな人
まとめ
いかがでしたでしょうか。
誕生酒、酒言葉の意味や由来についてご紹介してきましたが酒言葉の「新しいものを思いつく想像力豊かな人」。
この世のすべての物質は人間の想像力から生まれてきたもので、今後も新しいものは人の想像によって生まれてくるのでしょうね。
未来も楽しみですね。