誕生花と花言葉をシリーズでお伝えしています。
今回は3月1日の、「誕生花と花言葉」についてご紹介いたします。
ちなみにこの日は、1991(平成3)年、柑橘類の一種・デコポンが初めて出荷され、東京の果実市場で取引され、日本園芸農業協同組合連合会が記念日として制定した「デコポンの日 )でもあります。
3月1日の誕生花と花言葉にどんな意味や由来があるのか解説してみたいと思います。
3月1日の誕生花
誕生花は「アンズ」「ヤグルマギク」の2種類です。
アンズ
花言葉
「臆病な愛」「乙女のはにかみ」「疑い」「疑惑」
花名・花言葉の由来
中国では「杏」は木を「子」は実を指します。漢名の「杏子」の唐音から「あんず」と呼ばれるようになりました。
花名由来
杏の漢字は、木に実がついていることを表し、「口」を木についた実を指します。
また、杏というと、杏子って書いてあるのもありますが、これは中国の漢名で「杏」は木を「子」は実を表しています。
花言葉の「乙女のはにかみ」は、サクラよりも一足早く、はにかむように咲くことに由来します。
ヤグルマギク
花言葉
「繊細」「優美」「教育」「信頼」
花名・花言葉の由来
「矢車」は鯉のぼりをかける竿の先端についている飾りのことです。
和名「矢車菊(ヤグルマギク)」という花の名前の由来は端午の節句(5月5日)に咲き始めて、こいのぼりの矢車に似ている事に由来しています。
学名「Centaurea」はギリシャ神話に登場する半人半獣の怪物ケンタウロスのことで、一族の賢者であるケイロンがヤグルマギクを薬草として用いていたという伝説に由来します。
花言葉の「繊細」(西洋では「delicacy(繊細、優美)」)は、青い花の色にちなむといわれます。
「教育」の花言葉は、プロシア王妃がヤグルマギクを摘みながら王子たちを教育したことに由来するともいわれています。
まとめ
いかがでしたか。
「誕生花・花言葉」についてご紹介してきましたが、誕生花は「アンズ」「ヤグルマギク」でした。
それぞれの意味や、由来を理解した上でお友達、ご家族のお誕生日に誕生花を贈ってみてはいかがでしょうか。