「今日は何の日」と題してシリーズでお伝えしています。
今回は2月20日の、「誕生花と花言葉」についてご紹介いたします。
ちなみにこの日は、1878(明治11)年に、外務省布達第1号として「海外旅券規則」が制定され、「旅券」という用語が日本の法令上初めて使用されたことを受けて、外務省が記念日に制定した「パスポートの日」でもあります。
2月20日の誕生花と花言葉にどんな意味や由来があるのか解説してみたいと思います。
2月20日の誕生花
誕生花は「カルミア」「シャクナゲ」「オウバイ」の3種類です。
カルミア
花言葉
「優美な女性」「大きな希望」「野心」
花名・花言葉の由来
花名(属名)のカルミア(Kalmia)は、北アメリカの植物を収集したスウェーデンの植物学者・探検家ペール・カルム(Pehr Kalm / 1716~1779)の名前にちなみます。
花笠のような花姿から、花笠石楠花(ハナガサシャクナゲ)の別名もある。
花言葉の「優美な女性」は、まるでレースの日傘を広げたような、しとやかで美しい花姿に由来します。
シャクナゲ
花言葉
「威厳」「荘厳」「危険」
花名・花言葉の由来
ちょっと変わった名前ですが、元々は中国産で別の花名が付けられていたといわれます。
「石南花」と書いたものを 「しゃくなんげ」と呼んだのが少しずつ変化して「しゃくなげ」という読み方が定着したという説が有力とされます。
「石南花」という字が定着したのは「石の間に生えてくること、また、南向きの土地で
育ちやすいこと」に由来します。
「石楠花」と書く場合もあり、中国で石南、石楠のどちらの表記もあるからともいわれます。
花言葉の「威厳」「荘厳」は、シャクナゲの美しく豪華に咲き誇る姿に由来します。
また「危険」の花言葉は、シャクナゲの葉に毒を含むことにちなむといわれます。
オウバイ
花言葉
「控えめな美」「期待」「恩恵」
花名・花言葉の由来
和名オウバイ(黄梅)の花名は、花色が黄色で、花の形が梅の花に似ていることにちなみます。
オウバイ(黄梅)の別名である、オウバイの別名はキンバイ(金梅)、黄春梅(オウシュンバイ)、中国名は「迎春花(インチュンフヮ)」、英名は「ウインター・ジャスミン」です。
「迎春花」も「ウインター・ジャスミン」も、早春から開花することにちなんだ名前といわれます。
花言葉の「控えめな美」は、素朴な味わいのある枝ぶりやおもむきのある花姿に由来します。
また、「期待」の花言葉は、まだ寒さが厳しい早春に黄色い花を咲かせ、春の訪れを感じさせてくれることにちなみます。
まとめ
いかがでしたか。
「誕生花・花言葉」についてご紹介してみましたが、誕生花は「カルミア」「シャクナゲ」「オウバイ」でした。
それぞれの意味や、由来をかみしめて、お友達、ご家族のお誕生日に誕生花を贈ってみてはいかがでしょうか。