「今日は何の日」と題してシリーズでお伝えしています。
今回は2月19日に制定されている、「雨水(うすい)」についてご紹介したいと思います。
ちなみにこの日は1877(明治10)年、日本が郵便の国際機関である「万国郵便連合(UPU)」に加盟したことを記念して制定された「万国郵便連合加盟記念日」でもあります。
それでは、雨水(うすい)にどんな由来や、歴史があるのか解説してみます。
2月19日は雨水(うすい)!その由来や歴史は?
二十四節季(にじゅうしせっき)の第2
雪や氷が解けて水となり、雪が雨に変わってふるという意味。
雨水(うすい)の由来とは
2月19日~次の節気3月6日の「啓蟄」(けいちつ)前日までの事を「雨水」という
雨水(うすい)と読み、二十四節気の第2の事である。
二十四節季(にじゅうしせっき)とは、雪や氷が解けて水となり、雪が雨に変わって降るという意味。
草木も芽を出し始め、日ごとに春らしくなり、農作業の準備を始める時期で、春一番が吹くころもこの頃で、ひな人形を飾ると良縁に恵まれるといわれている。 期間としての意味では、2月19日から、次の節気3月6日の「啓蟄(けいちつ)」前日までを「雨水」と呼ぶ。
雨水(うすい)の歴史は
『暦便覧』には「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」
『暦便覧』によれば雨水(うすい)は「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となれば也」と記されている。
冬の寒さも峠を越えて、そろそろ暖かくなってきて、雪や氷が溶けて水になる、という節目となる。
山に積もった雪がゆっくりとけだし、田畑を潤すことから、「雨水」の日は昔から農耕の準備を始める目安とされていた。
空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころ。
地域によっては実際、積雪のピークであり、それゆえ、この時節から寒さも峠を越え、衰退し始めると見ることもできる。
春一番が吹き、鶯の鳴き声が聞こえ始める地域もある。
まとめ
昔から、春の訪れや農耕準備を始める目安の日
いかがだったでしょうか?
嫌煙運動の日の由来や、歴史についてご紹介してきましたが、雨水(うすい)は、立春などや他の時期と比べると影が薄い気がします。
しかしこの時期は農家の方にとっては1つの目安になる大事な時期であるのも確かですよね。