紅白の概要
価格相場
体長25cm前後で平均約7,000円、体長50cm前後で平均約5,0000円(色合いの美しさなどで個体による価格の幅がとても大きいです)
特徴
白地に赤い模様が入った紅白は、錦鯉の中でもポピュラーな品種で、これを基礎にして色々な品種が誕生しました。赤の大きな模様のことを緋盤(ひばん)といいますが、緋盤は色に均一性があって、「キワ」と呼ばれる緋盤と白地の境目のはっきりしたものが理想的です。模様の入り方の違いで呼び名が変わり、赤の斑紋が分かれている数の違いでそれぞれ「二段紅白」「三段紅白」「四段紅白」などと呼ばれます。また、頭部から尾にかけて緋盤が稲妻のようにギザギザに入ったものは「稲妻紅白」と呼ばれます。
水温
錦鯉が快適に過ごせる水温は約25℃と言われています。20℃以下になるとだんだん活動が鈍くなって、10℃以下になると冬眠してしまいます。急激な温度変化には弱いのですが、生存可能な水温の範囲は広く、5〜35℃とされています。
寿命
平均寿命は約25〜35年といわれています。50〜70年ほど生きる長寿な個体もいます。
飼い方
水槽で飼育する場合、そのサイズで成長する体の大きさも変わってきます。飼い主の飼育できる環境に合わせた大きさになりますが、十分な広さと深さのある水槽を選びましょう。また、飛び出てしまうことがありますので、フタを用意しましょう。
錦鯉の飼育には、水質と水温の管理が重要です。水槽で飼育する場合と屋外の池などでの飼育では設置するものも若干変わりますが、水質の悪化を防ぐためのフィルター、水中に十分な酸素を送り込むためのエアレーション、また必要に応じて急激な水温の変化を防ぐためのヒーターなどの準備が必要です。
食欲が旺盛なのですが、エサのあげすぎは命に関わるので注意してください。水温が適温を超えると食べが悪くなります。また、12〜13℃以下になったら、餌止めをしましょう。