ゴールデンハムスターの概要
原産国 | シリア、レバノン、イスラエル、パレスチナ等、中東のレバント地域 |
英国名 | golden hamster |
サイズ | 大型 |
毛色 | 体の上半分はオレンジに近い茶色(ゴールデン)、ほお袋のあたりは黒いラインが入っていて、腹部は白い |
体長 | 約15〜20cm |
体重 | オス 85~130g / メス 95~150g |
価格相場 | 1000円〜2000円前後 |
特徴
ペットのハムスターとしては大型で、力が強く、知能が高いです。体の上部のゴールデンカラーからその名がつきました。ペットとして日本での飼育の歴史が長く、知名度も高い品種です。
性格
比較的温和で優しい性格のため、自分から寄ってきて人を噛むような好戦的な個体は少ないです。オスの方が性格は穏やかだと言われています。
野生では基本的に単独行動をしており縄張り意識が強いため、多頭飼いはしないで、必ず単独で飼うようにしてください。多頭飼いをする場合でも1匹ずつ別々のケージにいれてあげてください。
病気
体が小さいので病気になると致命傷になることも多く、診察や治療ができる病院も猫や犬に比べて少ないのが現状です。あらかじめ、かかりつけの病院を探しておくことと、普段からの観察と予防がより重要になります。
気温が5℃以下になると疑似冬眠に入ってしまいます。これは睡眠とは全く違い、非常に体力を消耗し、死んでしまうこともあります。冬はエアコンで室内を暖めたり、ペットヒーターなどを利用して気温の低下を抑えましょう。
寿命
平均寿命は約2~3年ほどです。
飼い方
大型なのでハムスターの中でも知能が高く、記憶力・集中力があり、元気で運動が大好きです。夜行性で昼間はほとんど寝ていますが、夜になると活発に動き出し活動します。力も強く、工夫してケージから脱走してしまうことも多いです。脱走は事故や怪我にも繋がりますので注意が必要です。
雑食性で、好き嫌いなくよく食べます。飼い主でも慣れるまでは食べ物と間違って噛まれたりしてしまうことがあります。子供がお世話をする場合は特に注意しましょう。