「今日は何の日」と題してシリーズでお伝えしています。
今回は2月8日の、「誕生花と花言葉」についてご紹介いたします。
ちなみにこの日は、「つ(2)ば(8)き」の語呂合せで長崎市五島市が制定した「つばきの日」でもあります。
2月8日の誕生花と花言葉にどんな意味や由来があるのか解説してみたいと思います。
2月8日の誕生花
誕生花は「シャクヤク」「キンセンカ」「ユキノシタ」「ホトケノザ」の4種類です。
シャクヤク
花言葉
「恥じらい」「はにかみ」「謙遜」
花名・花言葉の由来
花名の由来は、見とれてしまうほど見目麗しい花をつける「薬」ということにちなみます。
また、たおやかで、やさしげな姿を意味する「綽約(ゃくやく)」から転じた名前だとする説もあります。
花言葉の「恥じらい」「はにかみ」は、はにかみ屋の妖精がこの花にかくれたところ、花も一緒に赤らんだというイギリスの民話に由来するという説や夕方には花を閉じてしまうことにちなみます。
キンセンカ
花言葉
「別れの悲しみ」「悲嘆」「寂しさ」「失望」
花名・花言葉の由来
日の照っている時に花を咲かして、日が沈むと花がしぼむというまるで太陽の動きに呼応する様な特徴をもった花です。
花の名前の由来は至ってシンプルで、黄金の花に盞(さかずき)の形をしている事に由来します。
明るく陽気な雰囲気をもつキンセンカですが、一方で「別れの悲しみ」「悲嘆」といったキンセンカの悲しい花言葉は、ギリシア神話に由来します。
ユキノシタ
花言葉
「深い愛情」
花名・花言葉の由来
和名の「雪の下(ユキノシタ)」は、雪が上につもってもその下に緑の葉があることにちなみます。
また、雪のような白い花の下に緑の葉を広げるからとする説や、白い舌状の花の形から「雪の舌」が転訛したとする説などもあります。
花言葉の「深い愛情」は、ユキノシタの葉のしぼり汁が子どもに多い中耳炎やひきつけなどにも効果があるとされ、民間薬として用いられたことにちなむともいわれています。
ホトケノザ
花言葉
「調和」「輝く心」
花名・花言葉の由来
「ホトケノザ」は、漢字で書くと「仏の座」で、四角い茎を中心にして向き合うように対生する葉が、ちょうど仏様が座る蓮華座を思わせる形をしていることに由来するといわれます。
花言葉の「調和」「輝く心」は、蓮華座に座る仏さまを連想したものともいわれています。
まとめ
いかがでしたか。
「誕生花・花言葉」についてご紹介してみましたが、誕生花は「シャクヤク」「キンセンカ」「ユキノシタ」「ホトケノザ」でした。
それぞれの意味や、由来を受け止めながら、お友達、ご家族のお誕生日に誕生花を贈ってみてはいかがでしょうか。