ゴールデンレッドテールタキシードの概要
原産国 | 日本 |
カラー | レッド |
価格相場 | 1ペア 約1,700円程度 |
特徴
1980年代に東南アジアのシンガポールで作出された品種で人気があります。海外産の中でも人気の高いグッピーは国産化されて、品種の改良や強化に用いられています。本品種も人気の高さから国産化された品種の一つです。体はゴールドで尾ビレは鮮やかな赤色です。体の下の部分が尾びれに向かうほど黒っぽくなる「タキシード」模様があります。
病気
「カラムナリス病」は、フレキシバクター・カラムナリス菌が原因で発症する病気で、口やヒレがカビが生えたように白くなって、ボロボロになってきます。進行が早く致死率が高いため、早期発見が重要です。ケガをした部分から菌が寄生して発症することがありますので、異常を見つけたら要注意です。早い段階であれば専用の薬を使った薬浴で治ることがあります。
稚魚によく見られる「ハリ病」は、大きな尾びれが折りたたまれて針のように細くなってしまい、弱って死んでしまう病気です。先天的な場合や栄養状態や水質の悪化などが原因といわれますが、はっきりとしたことはまだ分かっていません。早期であれば塩浴や薬浴と合わせて治療しましょう。ただ、薬と塩を同時に入れないようにしてください。
病気になった魚は、他の魚にうつらないよう隔離しましょう。
寿命
平均寿命は約1年と言われています。
飼い方
水質の悪化によって起こる病気が多いです。ろ過能力の高いフィルターの設置と、定期的な水替えや掃除が重要です。
繁殖を続けて増えすぎると過密飼育になってしまい、これも病気の一因となります。水槽を増やしたり、引き取り手を探すなどが必要になってきます。
また、毎日グッピーの体や水槽の様子を観察して、病気を早めに発見できるように努めましょう。