アメリカンホワイトの概要
原産国 | 日本 |
カラー | ホワイト |
価格相場 | 1ペア 約1,500円程度 |
特徴
アメリカの愛好家により作出された品種です。輸入当初は「ピンクホワイト」と呼ばれていました。白さを追求して日本国内での改良が進められ、現在ではピンクの発色はほとんど見られません。
がっちりした体型と、白い尾ビレが美しい品種です。
病気
グッピーの稚魚によく見られる「ハリ病」は、大きな尾びれが折りたたまれて針のように細くなり、弱って死んでしまう病気です。原因は先天的な場合と、栄養状態や水質の悪化などによると言われますが、はっきりとしたことはまだ分かっていません。早期であれば塩浴や薬浴と合わせて治療しましょう。ただし、薬と塩を同時に入れないようにしてください。
「松かさ病」は、体がふくれてウロコが逆立つ病気です。原因菌のエロモナス菌は水槽中に普通に存在する常在菌ですが、水質の悪化や怪我で免疫力が落ちることが原因で発症します。あまりみられる病気ではありませんが、発症すると治療が厄介です。初期であれば薬浴が効果的です。
グッピーの病気は、水質の悪化や変化によるものがとても多いので、気をつけてください。また、病気になった魚は、他の魚とは隔離しましょう。
寿命
平均寿命は約1年と言われています。
飼い方
グッピーは約1年と短い寿命ですが、購入時にはすでに生後3カ月ほど経っているため、飼育できる期間があまり長くはないです。少しでも長く飼育できるように、グッピーにとって良い環境を整えることが重要です。ろ過能力の高いフィルターの設置、定期的な水替えや掃除は必須です。
水温は20〜25℃が適温といわれています。水槽用のヒーターやサーモスタットを使って、適温に保ちましょう。