【オウム】コバタンの寿命と性格！値段は？特徴からわかる飼い方

コバタンはオウム科オウム属に属している鳥類で、インドネシアのスラウェシ島及びその近辺の島々などに生息する固有種です。
標高800m以下の熱帯の高温多雨の地にある森林周辺や農耕地などが生息地で、10羽以下の小規模な群れを成して生活しています。
コバタンは一部で絶滅したと言われており、現在ではとても入手が困難と言われているのです。

オウムのそれぞれの種類別のシリーズとして、寿命と性格、値段、特徴、飼い方などを解説していきたいと思います。
今回は、オウム科のコバタンについてご紹介していきたいと思います。

コバタンの概要

特徴

実はコバタンの野生種は「絶滅危惧種に指定」されており国からの許可が無ければ売ることは出来ません。
無許可販売した場合には「種の保存法違反」として罰せられますので注意してください。
コバタンの最大の特徴である、頭の上には黄色いトサカの様な冠羽があり前方へ湾曲した物が生えています。

コバタンの外見は全身が白い羽毛で覆われていて、尾羽が短く翼と尾羽腹面の羽毛は黄色い色をしています。
くちばしは黒色をしており、目の周りの皮膚が青っぽくて露出しています。
またオスとメスでは虹彩はオスが黒くてメスは赤褐色をしていて、主にフルーツが実る樹木などに複数のコバタンが集まることが多いようです。
コバタンの鳴き声はとても大きくて騒音のレベルで、「ギャーギャー」とか「グァーグァー」と想像以上の鳴き声を響かせます。

性格・寿命

コバタンは 鳥なのに犬の様に人にベッタリと懐くオウムです。
人に慣れてくるとベタベタと甘えてくるところがあり、教えたら芸もする賢さも兼ね備えています。
ただ、甘える事が上手なコバタンですが発情期となると違ってきます。
発情期になるとコバタンのオスは攻撃性が強くなり、嘴などを使って攻撃をする傾向にあります。
飼育を考えるならオスよりメスの方が危険性は少なくなりますのでおすすめです。
オウム科の寿命は長い事で知られていますが、コバタンも同様、平均寿命は40年～60年と言われていますので、結構な長寿の鳥類であります。

値段・飼い方

コバタンの購入価格は一般的な正規な許可店では30万～45万が相場と言われています。
コバタンを飼育する為に必要な物として「ゲージ」があります。
ストレスのかからないように狭すぎず、少し広めの頑丈なゲージをおすすめします。
また、もともと原産地域が暖かい地方のため、温度の調整も大切です。
室内で飼育する場合は平均湿度、21℃をなるべく下回らない事と1日の温度差を10℃前後に抑えるようにする必要があります。
コバタンは基本的に雑食性でフルーツ以外の植物の種子や花などを食べます。

まとめ

コバタンは一部では滅したと言われており、入手が困難と言われていて、また
野生種は「絶滅危惧種に指定」されており、無許可販売すると「種の保存法違反」として罰せられます。
これから飼うことを予定されている方に特に注意して欲しい事は、コバタンは鳴き声が非常に大きいので、飼う環境づくりをしっかりしておくことが大切ですよ。