ハーレクインの起源はフランスで、ダッチ種トリカラータイプとフランスの一般的なウサギとの交配種によって生まれました。
1887年フランスの品評会で初めて登場したという記録が残っており、1973年にARBA(米ウサギブリーダー協会)に認定されています。
この記事ではうさぎのそれぞれの種類別のシリーズとして、寿命と性格、値段、特徴、飼い方などを解説していきたいと思います。
今回は、ハーレクインについてご紹介していきますね。
ハーレクインの概要
和名 | ハーレクイン |
英名 | Harlequin |
体長 | 30㎝~40㎝ |
体重 | 3㎏~5㎏ |
原産国 | フランス |
特徴
ハーレクインという語源には「まだらの、多色の」という意味であり、その毛色からこの名がつけられました。
ハーレクインの毛の色や柄は、ジャパニーズ、マグパイ(それぞれにブラック、ブルー、チョコレート、ライラックのカラーがあります。
顔は縦半分で色分けされて、耳は顔と反対のカラーになるように要求されています。
体の模様は5本から7本の縦縞か、背中の中心から互い違いに2色が交差する模様となっており、高貴な道化師と称されています。
性格・寿命
性格は賢く穏やかでおとなしく、また好奇心旺盛です。
人の注意を惹きたがったりします。
オスの特徴として、メスよりも縄張り意識が強く、人懐こい傾向にあり、メスの特徴としては、オスよりも大きく、オスよりも気が強い傾向にあります。
ハーレクインの平均寿命は5~10年と言われています。
値段・飼い方
ハーレクインの価格相場は、珍しい品種のため、高額で10万円前後になっています。
穏やかで頭がいい性格なので、比較的飼育しやすい品種であるといえます。
飼育するゲージは通常のもので大丈夫ですが、1日に1回はケージから出して自由にさせて、ストレス解消をしてあげましょう。
温度や湿度の急激な変化には敏感なため、直射日光の当たる場所などは避け、エアコンなどで室温は大体18~24℃、湿度は40~60%程度に保ってあげてくださいね。
聴覚が優れているので、うるさい音やテレビも近くに置かないように注意してください。
また、ゲージの周辺に電気コードやケーブルなど置かないか、かじられないようにして工夫しておいてください。
短毛種ですが、適度なブラッシングを行うようにしましょう。
耳のお手入れも定期的にしてあげて、イヤークリーナーなどで行ってあげましょう。
餌は基本的には牧草とペレットを与えます。
牧草はウサギがいつでも食べたいだけ食べられるようエサ入れにたっぷりと入れておいて下さい。
ペレットを与える量もバランスよく与えましょう。
また、ときどき生野菜など与えてあげるのもよいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ハーレクインについてご紹介してきましたが、頭がよく穏やかな性格なので、ウサギと仲良く暮らしたいという方に向いているとおもいますよ。
ご興味のある方はぜひ、ご購入をご検討されてみてはいかがでしょうか。