フレンチロップといううさぎさんをご存じですか?
うさぎは小さくて、とても可愛らしい姿をイメージいたしますが、フレンチロップの品種は他のうさぎとは比べものにならないほどの大きな身体の持ち主です。
イングリッシュロップとフランスのバタフライラビットの交配によって品種改良されて産まれました。
この記事ではうさぎのそれぞれの種類別のシリーズとして、寿命と性格、値段、特徴、飼い方などを解説していきたいと思います。
今回は、フレンチロップについてご紹介していきますね。
フレンチロップの概要
和名 | フレンチロップ |
英名 | French drop |
体長 | 30㎝~40㎝ |
体重 | 4㎏~5㎏ |
原産国 | フランス |
特徴
フレンチロップは他の種類のうさぎと比べるとても大きな品種です。
大きさは、かなりで中型犬の大きさと匹敵するほどと言われています。
身体は大きく、普通に動いたり、遊び回っている時の力など、とにかくパワーが他の種類のうさぎとは比べものにならないくらいです。
特に大きいものでは体長は約70cmで体重は10kg以上を超えてしまう事もありますよ。
耳の長さもなんと40㎝近くもあります。
フレンチロップはイングリッシュロップイヤーと同じく短毛種で手触り心地がいいです。
同じ大型種でフレンチロップよりも大きいフレミッシュジャイアントがいますが、性格などは全く異なっています。
性格・寿命
フレンチロップは温厚な穏やかで大人しく、人に懐きやすい性格の子が多いです。
思春期が過ぎてしまうと、もの凄く甘えん坊になる個体も多いようですよ。
賢くて人間の言葉もある程度は、理解できると言われています。
個体の中では、しつけによっては犬などが覚えるような芸なども出来る可能性があるようです。
フレンチロップの平均寿命は7年〜10年と言われています。
中には10年以上長生きする子もいますよ。
値段・飼い方
フレンチロップの平均価格は6万円~15万円の間と幅があり、身体が大きい品種のせいか、成長すると極端に価格は下がる傾向が強いです。
理由としては大きいため、飼育環境の確保が困難だったり、また、餌の費用も高額になる為と言われています。
フレンチロップの飼育は小型犬をゆうに超えてしまうほどのビッグサイズのため、一緒に暮らす上で生活に支障がないよう、普段からの最低限のしつけが必要不可欠です。
体が大きく力が強い分、抱っこ等を嫌がって、キックをしたり噛まれることがありますので気を付けてください。
フレンチロップは太りやすい体質なので、心臓に負担がかかったりしますので、カロリー控えめでバランスよい餌を与えてください。
あと足の裏への負担がかかり過ぎることで発症する「ソアホック」になる可能性があります。
特徴の一つの大きな垂れ耳は時に地面に擦れたり、湿気が溜まりやすく、耳垢がたまりやすくなっているので定期的に耳掃除をしてあげましょう。
それから長毛である事が多いので、絡まったりしないように頻繁にブラッシングをしてあげてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
フレンチロップはとても頭が良くて大人しい性格なので、飼いやい品種といえます。
ただ、身体が大きいので、飼育のスペースを確保や、餌などの維持費用が普通のうさぎと比べたら加算できますので、十分に納得した上での飼育をおすすめいたします。
飼育に必要な情報、知識を取得して対策が整ってからお迎えして下さいね。