ヨウムはインコ科ですが大型でインコの王様と呼ばれています。
頭の良さは鳥類のトップクラスといわれる程とても賢い鳥で、人間いうと5歳なみの知能があり、感情は2歳児と言われています。
今回はそんなヨウムの寿命と性格、特徴、飼い方などを解説していきたいと思います。
ヨウムの概要
和名 | ヨウム |
英名 | Psittacus erithacus |
全長 | 30cm |
体重 | 300~500g |
分類 | オウム目インコ科 |
分布地域 | オーストラリア |
特徴
ヨウムは大型のインコでアフリカの西海岸を中心に森林地帯に分布しています。
体のほとんどが羽毛で覆われており、ベーシックカラーは薄い灰色の縁取りです。
黒っぽいくちばしに顔面部分には羽毛がなく白く、翼の後ろの部分は黒く尾羽は赤っぽい
オシャレなルックスが特徴的です。
ワシントン条約で輸入出国の許可がないと輸入できないので、他のインコに比べると流通数は少なくなります。
性格・寿命
知能が高く、言葉を覚えて真似するだけではなく、言葉の意味も理解して覚えるのでコミュニケーションがとれます。
電話の音や家電音を正確にコピーして真似するする能力もありインコの中でもとても頭がいいです。
小さいころから人間と触れ合うとよく懐いてくれます。
大人しい性格で神経質な一面があるので、臆病になることがあります。
能力の高さから人間のように生涯に1~2回反抗期があり、自己主張が強く大きな声をだしたり、乱暴になったりと攻撃的になるかもしれません。
寿命は約30~50年程になりなますが環境が整っている程長生きします。
値段・飼い方
値段は15~30万円前後と年齢が若い程高い傾向になります。
飼い方ですが、ヨウムを飼うゲイジは常に清潔にし、2日に1回の掃除をしましょう。
そのままの状態にすると病気の原因になってしまうので常に清潔状態にしてあげて下さいね。
餌を水に浸して食べるヨウムもいるので、水もこまめに替えましょう
また、アフリカの西海岸の地域に生息する鳥なので温かい場所を好みます。
部屋の温度は20~30℃を保ち、冬は暖房などをつけ対策をしましょう。
賢いので褒めて伸ばすしつけをしてあげると効果的です。
まとめ
ヨウムは繊細な性格で、感情もしっかりある鳥です。
懐くのに時間がかかる場合もありますが、飼い主さんのことが大好きで一緒に遊ぶことを好みます。
世話を怠らず愛情をたくさん注いであげましょう。