トンキニーズの概要
| 原産国 | ビルマ(ミャンマー) |
| 英国名 | Tonkinese |
| サイズ | 中型猫 |
| 毛色 | シール(茶褐色)、プラチナ(光沢のあるシルバー)、ブルー(青みがかった灰色)、シャンパン(ゴールドがかった明るい茶色)を基本の毛色として、顔の前面・耳・手足・しっぽに濃いカラーが見られる「ポイント」がはっきりあるもの、単色に見える「ソリッド」、グラデーションのように体の中央部から先端に向かって濃い色になる「ミンク」のパターンがあり、組み合わせると様々な毛色となります。 |
| 体重 | オス 3.5～5.8kg / メス 2.8～3.8kg |
| 価格相場 | 10万～25万円前後 |
特徴・性格
特徴
シャムを基礎に作出していますが、体つきは全体的にシャムよりも丸みを帯びていて体つきで筋肉質でがっちりしています。ゆるやかなV字型(くさび型)の頭部に少し離れた耳、アーモンド形の目をしています。
柔らかく素晴らしい毛の手触りはまるでミンクのようです。
性格
活発で好奇心が強く、なんにでも興味を示して行動するという大胆さもあります。
人見知りが少ない社交的な性格で、飼い主や家族に親しみ、子どもの相手も上手にこなし、来客にもフレンドリーに接します。人間やほかの猫、犬などのペットとも仲良くできます。
甘えん坊でいつまでも子猫のようなところがあり、時に飼い主の気を引こうといたずらをすることもあります。
病気・寿命
病気
遺伝性疾患の非常に多いシャムとバーミーズを基礎に作出される過程で、遺伝性疾患を排除するべく慎重な交配を行ってきました。その結果、近縁である3つの猫種の中でもっとも遺伝性疾患が少ないです。
活発ですがそのぶん食事量も多いので肥満に繋がることもあります。適切な食事と運動を心がけてください。
一般的に中年期以降の猫は尿結石や腎不全、心臓疾患や関節炎などの疾患が増えてきます。普段から飲水量、尿の様子、運動量の変化などを観察しておくことが大切です。気付いたら早めに動物病院を受診しましょう。
寿命
平均寿命は約12〜16年と言われています。
飼い方
非常に遊び好きで好奇心が強いため、外へ出てしまうと帰ってこられなくなる可能性があります。 室内飼育の場合、流れる水が興味の対象となることも。特に体の小さいうちは、トイレやバスタブ、洗濯機など水の中への転落事故防止に気を配ってあげましょう。
犬のような賢さがありコミュニケーションが大好きですので、投げたボールを持って来たり、リードをつけて散歩ができたりもします。
短毛ですので被毛の手入れは難しくありませんが、スキンシップと抜け毛除去のためにも定期的にコーミングやブラッシングを行ってあげましょう。
