レッドグラスの概要
原産国 | 日本 |
カラー | レッド |
価格相場 | 1ペア 約1,000円〜 |
特徴
ブルーグラス作出の元となった品種です。そのためブルーグラスのペアを繁殖させても、一定の割合でレッドグラスも産まれます。体の一部分と尾びれや背びれは赤色です。また、尾びれと背びれには細かい芝目に近い「グラス」と呼ばれる模様が入ります。
病気
体に白い斑点がたくさんつく「白点病」は、多くの魚でよく見られる病気です。小さな寄生虫が体につくことによって起こります。水温が極端に変化すると発症するので、水温管理が大切です。白点病にかかると体をかゆそうに水槽内のあちこちへこすりつける動作を目にします。早い段階で気がつくためにも、泳ぎ方の変化などを日頃から観察しておくことが重要です。初期であれば塩浴や薬浴も効果があります。
一つの水槽に異なる品種を入れると「細菌感染症」を起こすことがあります。発症するとヒレを閉じてフラフラと泳ぎ、やがて死んでしまうことも。はっきりとした原因はわかっていませんが、菌を保った魚とその菌に対する免疫力のない魚が一緒の水槽にいることで発症してしまうと考えられています。治療方法はありませんので注意が必要です。
病気に気づいた魚は、他の魚にうつらないよう必ず隔離しましょう。
寿命
平均寿命は約1年と言われています。
飼育方法
水質の悪化を防ぐため、ろ過能力の高いフィルターの準備と定期的な水替えや掃除が重要です。また、サーモスタットなどを使って20〜25℃くらいの水温に保ちましょう。これはグッピーの免疫力を落とさず病気を予防するためにも大切なことです。
毎日、体や様子を観察して、病気を早めに発見できるように努めましょう。