ブルーグラスの概要
原産国 | 日本 |
カラー | ブルー |
価格相場 | 1ペア 約1,000円〜 |
特徴
日本のブリーダーが繁殖して作出した種類です。グッピーの中では1位、2位を争う人気品種です。体と尾びれをつなぐ部分(尾筒)の付け根は明るい青色で、尾びれの先に向かってだんだんと色が濃くなります。また、尾びれには細かい芝目に近い「グラス」と呼ばれる模様が入ります。背びれも青色とグラス模様です。
病気
「カラムナリス病」は、フレキシバクター・カラムナリス菌が原因で発症します。口やヒレがカビが生えたように白くなって、ボロボロになってきます。進行が早く致死率が高いため、早期発見が重要です。ケガした部分から菌が寄生して発症することがありますので、引っかけたりかじられてヒレが欠けているなどの異常を見つけたら要注意です。
早い段階であれば専用の薬を使った薬浴で治ることがあります。
稚魚によく見られる「ハリ病」は、大きな尾びれが折りたたまれて針のように細くなり、弱って死んでしまう病気です。原因は先天的な場合と、栄養状態や水質の悪化などによると言われますが、はっきりとしたことはまだ分かっていません。早期であれば塩浴や薬浴と合わせて治療しましょう。ただ、薬と塩を同時に入れないようにしてください。
病気になった魚は、他の魚にうつらないよう隔離しましょう。
寿命
平均寿命は約1年と言われています。
飼育方法
水槽内の水質悪化によって起こる病気が多く、短い寿命がさらに縮まってしまう可能性があります。水質の悪化を防ぐには濾過能力の高いフィルターの準備と、定期的な水替えや掃除が重要です。
また、毎日グッピーの体や様子を観察して、病気を早めに発見できるように努めましょう。