ヒオウギインコの概要
原産国 | 南米北部、ペルー北部~ブラジル |
英国名 | Red-fan parrot 、Hawk-headed Parrot |
サイズ | 大型 |
羽色 | 頭部は灰色と白の羽が規則的に混ざっていて、後頭部から下腹部にかけて赤とライトブルー、翼から肩、尾羽にかけて緑色 |
体長 | 約35cm |
体重 | 約190g~300g |
価格相場 | 約40万円〜 |
特徴
鮮やかな羽色が美しく、興奮すると顔の周りの赤と青の羽を逆立て、まるで扇のような姿が名前の由来です。日本では見かけることが少なく珍しいインコです。他のインコと比べるとかなり鋭く鷹のような鉤状のクチバシをもっています。かなり甲高い声で鳴くことがありますが、あまり鳴き声が大きくないものもいて、個体差があります。
性格
人懐こく遊び好きですが、反面、怖がりで臆病な個体も多いようです。個体差はありますが、おしゃべりもできます。
病気
インコは病気を隠そうとするので、普段から観察を怠らず、またケージ内は常に清潔を保ちましょう。清潔に保つことは、オウム病などの人獣共通感染症を防ぐことにも繋がります。
診察してもらえる動物病院は小型のインコよりも更に少ないです。事前に診てもらえる病院を探しておきましょう。
寿命
平均寿命は約40年と言われています。
飼い方
他の南米原産のインコ類に比べて寒さに弱いと言われています。気温が低くなる秋から冬にかけて、早めに防寒対策をしましょう。
くちばしが尖っていて噛む力も強く、物をかじったりもします。ストレス解消も兼ねてかじって壊せるおもちゃなどを用意してあげましょう。また、室内やケージの周りにはできるだけモノを置かないようにしたり、電気コードなどををかじっての事故や怪我につながらないよう気をつけてください。
長寿な鳥ですので、最後まで責任を持って飼育できるよう準備と覚悟も必要です。