ミニロップは20世紀後半にドイツで交配されて生まれました。
1972年のドイツのラビットショーでボブがオリジナルのミニロップを見て新しい品種を繁殖させようとした事が始まりのようです。
「ロップ」とは、アメリカやイギリスでは垂れ耳を意味し、「ミニロップ」はミニウサギの耳の垂れた仔の事を言います。
この記事ではうさぎのそれぞれの種類別のシリーズとして、寿命と性格、値段、特徴、飼い方などを解説していきたいと思います。
今回は、ミニロップについてご紹介していきますね。
ミニロップの概要
和名 | ミニロップ |
英名 | Miniroppu |
体長 | 40㎝~50㎝ |
体重 | 2㎏~3㎏ |
原産国 | ドイツ |
特徴
ジャーマンビックロップと小さなチンチラ種との交配で新しいミニロップが誕生しました。
その後にボブにより品種改良されて、1974年のラビットショーに出展されたのが現在のミニロップになっています。
ミニロップの毛の色や柄は、ブラック、ブルー、チョコレート、ライラックなど他に5種類の色や柄があります。
オスは甘えん坊で人懐っこいが縄張り意識が強い傾向があります。
メスは人懐こく甘えん坊ですがクールな一面もあるようです。
性格・寿命
ミニロップは好奇心が旺盛で新しい環境にも適応するのが早いうさぎといえます。
飼い主とのスキンシップを好み、撫でてやると喜び、抱っこ好きな子も多いようです。
温和で人懐っこい性格ですが、その反面、独占欲や縄張り意識も強い一面もあります。
飼い主を自分だけのものと独占しようとしたり、自分の縄張りを他のうさぎなどに侵される事を嫌う傾向があります。
そのため多頭飼いや他のうさぎとの共存は難しいでしょう。
ミニロップの平均寿命は5~7年です。
値段・飼い方
ミニロップの価格相場は、8千円前後となっています。
ケージでの飼育になりますが、ケージの中にはトイレ、ペレット入れ、牧草入れ、給水ボトルを設置しましょう。
ストレス解消の為に1日に2回、1回30分程度ケージから出してあげ運動させてあげてくさいね。
ゲージ周辺では、うさぎはコード類を齧る習性があり、コードガードか近くに明かないようにしてください。
室内でエアコンを使い常に一定温度内で飼育できる環境を整えましょう。
仔うさぎの時のペレットはアルファルファがメインのもので、大人のうさぎの場合はペレットも、小麦粉不使用のものや、牧草も高繊維質で低カロリーのチモシーが原料の物がおすすめですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ミニロップは人懐っこい性格で、通年を通して室温管理をすること、また、毎日一定の時間運動をさせることが必要です。
ご興味のある方はぜひ、ご購入をご検討されてみてはいかがでしょうか。